その退職金制度、今のままで大丈夫?“しっかり貯まる”新しい選択肢とは
目次
【1】中退共、なんとなく続けていませんか?
「中退共に入ってるけど、あんまり見直してないな……」
そんな声を中小企業の経営者からよく耳にします。
退職金制度は、社員の将来の安心はもちろん、経営者ご自身の老後の資金準備にも直結する大切な制度です。
実はいま、中退共から企業年金(DB・DC)へと切り替える企業が増えてきています。その理由とは?
【2】なぜ見直しが必要?中退共の4つの限界
以下のような課題を抱えながら、惰性で続けているケースも多いのが中退共の現実です。
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経営者・役員が加入できない
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掛金は固定で柔軟に見直せない
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積立額に対して将来の受取額が見えづらい
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退職時のトラブル(給付減額・不支給)リスクがある
特に「役員が対象外」という点は、オーナー社長にとって大きなデメリットです。
【3】選ばれ始めた“経営者・役員も加入できる”企業年金制度とは?
こうした課題を解決する制度が「企業年金」、つまりDB(確定給付企業年金)やDC(企業型確定拠出年金)です。
それぞれの特徴を整理しましょう。
✅ 確定給付企業年金(DB)の特徴

出典:しっかり貯まる企業年金®
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将来受取額があらかじめ決まっているので「安心感」がある
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法人経費として積み立て可能(全額損金)
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経営者・役員も加入できる
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社員からの信頼向上や採用にもプラスに働く
例えば「役員1名・月5.5万円・20年積立」のケースでは、総拠出額1,320万円に対し、年金形式での受け取りも可能です。
✅ 企業型確定拠出年金(DC)の特徴

出典:確定拠出年金推進協会(SBIいろどり年金プランより)
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毎月の掛金を法人が拠出、または選択制とし運用先は、従業員が自ら選ぶ
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運用次第で将来の受取額が変動(※自己責任)
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iDeCoとの併用で個人の非課税メリットも享受
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経営者や役員も加入可能(月5.5万円まで)
特に若手社員には「運用に慣れるきっかけ」として高い評価を得ています。
【4】中退共と企業年金、どちらが合っている?

出典:確定拠出年金推進協会

出典:確定拠出年金推進協会
中退共にも「加入のしやすさ」「小規模事業者向けの制度設計」といったメリットはあります。
ただし、以下のような状況であれば、企業年金への移行を検討する価値があります。
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経営者自身の退職金も準備したい
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積立額を増やしたい・将来の受取を明確にしたい
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従業員満足度や採用力を高めたい
「企業年金制度があります」
と言えるのと言えないのはライバルとの差別化にも繋がり採用にも有利です。
現状の制度に満足していない方、見直しを先送りしてきた方は、ぜひ一度比較検討してみてください。
「iDeCoやってるけど何が違うの?」
個人型はiDeCo、企業型はDCという愛称がついています。
厚生労働省HPの”確定拠出年金制度の概要”↓
【5】無料レポート診断実施中
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📊 あなたの会社に合った「退職金制度の比較診断レポート」をお作りします。
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中退共、DB、DCの違いがわからない
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役員も対象にしたいけど方法がわからない
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どの制度が自社にとって一番おトク?
他にも「はぐくみ基金は?」「iDeCoプラスは?」などご質問いただけば、違いやメリット・デメリットを解説します。
ぜひお気軽にLINEで「退職金」とメッセージください。個別相談も承っています。
【6】まとめ:未来の安心は、制度選びから始まる
退職金制度は、会社と社員の未来を支える“インフラ”です。
「とりあえず中退共」から一歩進んで、
“しっかり貯まる”仕組みづくり、始めませんか?
自社にピッタリの制度で、賢く・ムダなく・未来につながる選択を。
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