現金がなくても納税できる?法人クレジットカードで乗り切るキャッシュフロー改善術

多くの経営者をサポートしていてよくある相談が
「決算で利益が出たのは嬉しい。でも納税資金が足りない…」
「支払いが集中して、どうしようもない…」
売上は上がっているのに手元に現金がない、そんなことってありますよね。
そんな経営者の悩みを解決する手段の一つが、
「法人クレジットカード活用」です。
法人クレカを活用すれば
- 資金効率が良くなる(資金繰りがラクになる)
- 振込手数料が削減できる
- 通常の銀行借入と違って利息はかからない
- ポイントやマイルが非課税で貯まる
- 経理業務が効率化できる
法人クレカの活用を始めた顧問先からは
「これまで納税や大きな支払いは憂鬱だったのが、むしろ楽しみになった」
と笑いながら話してくれた社長もいます。
この記事を読めば
- なぜ法人クレジットカードを活用すべきか
- 法人クレジットカードの選び方
- ためたポイント、マイルの出口戦略
がわかります。
結論を一言でいうと
「中小企業オーナー経営者はクレジットカードを活用しないのは損!」
です。
税金もクレカで支払える
ご存知の方も多いと思いますが、実は法人税や消費税などの税金をクレジットカードで決済できます。
法人税や消費税以外にも、以下の税金をクレジットカードで納付することができます。
- 申告所得税及び復興特別所得税
- 相続税
- 贈与税
- 源泉所得税及び復興特別所得税(告知分)
- 源泉所得税(告知分)
- 申告所得税 など
等を利用することで、納税期日から合法的にに30〜50日程度支払いを延ばせます。
一部の税理士さんは
「クレジットカードで納税すると手数料がかかるから損」
と言われます。
しかしそれは仮に決済額の1%がポイント還元されても、1ポイントの価値=1円で考えているからです。
多くの税理士さんはクレジットカードに詳しくないので否定的なのも仕方ありません。
しかし賢い経営者はクレジットカードで支払えるものは喜んでクレカ決済しています。
理由は
- キャッシュフローを大幅に改善できる
- 1ポイント=5〜15円の価値として使う方法を知っている
からです。
実際に国税をクレジットカードで支払う場合の手数料を見てみましょう。
例えば300万円の納税をクレカ決済すると決済手数料は29,700円かかります。

参照:国税お支払いサイト https://koukin.f-regi.com/fc/kokuzei_direct/
「え、そんなに手数料かかるの?」
と感じる方が普通です。
しかし、例えば納税期日が5月末の場合、クレジットカードで決済すると実際に口座からお金が引き落とされるのは7月10日です(クレジットカード会社により支払いサイクルは変わります)。

参照:法人クレジットカード相談士協会
「30〜40日支払いを遅らせることができるなら、それまでに売上の入金があるから対応できる」
そんな会社も多いですよね?
入金を早く、出金を遅く、これが資金繰り改善の大前提です。
「支払いを延ばせる」ことで、事業に資金を回せるなら十分に有意義ですよね。
ポイントやマイルが「非課税」で手に入る

さらに利点はクレジットカード決済で「ポイント/マイルが貯まる」こと。
経営者は一般家計と比べると仕入れや納税で決済額が大きく、ポイント・マイルを大量獲得することが可能です。
私の顧問先にも年間100万ポイント以上を獲得している社長もいます。
そのポイント・マイルは「非課税」なのです。
現金で獲得する利益と違って、貯まったポイントに税金はかかりません。
例えば社長の所得を100万円増やすと、当然、社会保険料や税金が増えますよね。
しかし100万円分のポイントを獲得してもそれは非課税です。
地味なように見えて、これは大きな意味がある「見えない利益」です。
ポイント/マイルは社長個人のアカウントに貯まります。
そのポイント/マイルを社長がどのように使うかは社長の自由です。
顧問先の社長は自身の旅行や出張の飛行機チケット(マイルをつかった特典航空券)に変えたり、従業員に表彰旅行をプレゼントしたり、ギフトカードを配ったりしています。
「会社の経費をカードで支払って、社長がポイントを勝手に使って問題ないの?」
と思った方は、こちらのコラムが参考になります。
法人クレジットカード活用の注意点
私の周りでクレジットカードの魅力にハマる人も多いです。
しかし、ポイント・マイルが欲しくて出費を増やすのはNG。
どうせ払わなければならないものを、これまでの現金や銀行振り込みではなく、クレジットカード払いに置き換えるだけです。
これは法人のみならず家計でも同じですよね。
他に気をつけるべき点として
・クレカの限度額(高額な仕入れや納税があるなら要確認)
・支払い日/引き落とし日
・経理システムとの連携
など、キャッシュフローを見通して利用しないとかえって財務リスクになります。
そして新たにカードを申し込むなら、特別な紹介ルートを利用しないと損します。
すでにそのクレジットカードを利用している人から紹介コードやリンクをもらうだけで、特別なボーナスポイントをもらえるカードが多くあります。
楽天カードなども紹介キャンペーンをやっていますよね。
私のまわりの社長もせっかちなのか自分でネットから申し込んだ方もいます。
「社長、それ私に言ってくれれば◯◯万ポイント獲得できましたよ」
その社長はもう一つカードを作るときに「このカードは吉井さんの紹介で申し込みできますか?」と聞いてきました(笑)
まとめ
法人クレジットカードを「ただの支払いツール」で終わらせるのは、あまりにももったいない。
法人クレカを活用すれば
- 資金効率が良くなる(資金繰りがラクになる)
- 振込手数料が削減できる
- 通常の銀行借入と違って利息はかからない
- ポイントやマイルが非課税で貯まる
- 経理業務が効率化できる
納税(国税、地方税)も多くがクレジットカード決済できます。
納税をクレジットカード決済する場合は手数料が0.8〜1%程度かかりますが、それを上回るメリットがあります。
キャッシュフローを改善し、マイル・ポイントという非課税所得を手に入れましょう。
法人クレジットカード活用で気をつける点は
- 浪費してポイント・マイルを貯めようとしない
- 限度額の大きなカードを選ぶ
- 特別な紹介ルートで申し込みをする
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