【節税】効果は100万円以上!?しかも老後に備えた資産形成もできる!

できることなら節税したい、老後に備えた資産もつくりたい

考える

あなたは何か節税していますか?

「住宅ローン控除(減税)を受けてます」

「ふるさと納税してます」

「医療費控除を申請したよ」

なるほど、では老後に備えた資産形成してますか?

「毎月少しずつ貯蓄してます」

「投資信託の積立をはじめました」

じゃあiDeCoやってますか?

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことです。

「聞いたことはあるけどよくわからなくて、、、」

はい、こういう方は相談者にもとても多いです。

聞いたことはあるけど難しそうだからやってない。

ハッキリ言ってもったいないですよ。

だって節税もできて老後に備えた資産形成ができるんですから!

35歳、年収500万円、会社員が60歳まで23,000円/月を積み立てると

積立

どのくらいの節税ができるか見てみましょう。

35歳、年収500万円の会社員が60歳まで23,000円/月をiDeCoで積み立てたとします。

(企業年金制度のない会社員なら掛金上限が23,000円/月です)

1年間の積立額は276,000円です。

この全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)されます。

これで年間55,200円の節税が可能です。

60歳まで続けると積立額は690万円です。

25年間の節税額はなんと138万円です!

しかも本来であれば運用益に対して20.315%の税金がかかるところが

iDeCoなら非課税なのです。

積極的運用で年利5%を達成したとすると運用益6,796,723円になり

元本の690万円と運用益の13,696,723円を合わせると

13,696,723円になります!

こちらであなたの条件でどのくらい節税と積立運用の効果がシミュレーションできます。

確定拠出年金|iDeCo節税シミュレーション(楽天証券)

月額5,000円からでも始められる

貯金

節税できて老後資産を作れるならやってみたいと思いましたか?

日本在住の20歳以上60歳未満の方であればほとんどの人が加入できます。

月額5,000円から始めることができて、休止や再開も可能です。

iDeCoを始めるためには専用口座を開設する必要があります。

よく利用する銀行でも口座開設可能ですけど

口座管理手数料や取り扱い商品を考えるとネット証券(SBI証券や楽天証券)をおすすめします。

ではどんな商品を選べばよいのか?

商品の選び方はあなたのリスク許容度によります。

一般的に

国内債券<先進国債券<国内株式<先進国株式

という順でリスクとリターンが大きくなります。

初めての投資なら25%ずつ積立てみる、でも良いでしょう。

長期投資を理解していてリスク(値動きの振れ幅)をとれるなら株式比率を高めましょう。

絶対に元本割れしたくないなら?

金庫

iDeCoは将来受け取れる額は運用次第で変化します。

うまく行けば大きく資産が育ちますが、その逆もありえます。

わたしは長期的に見れば世界経済はゆるやかに成長を続ける、と考えているので

○○ショックのようなことがこれから何度か起きても資産はゆっくり確実に育つと考えています。

そうは言っても積立初期には一時的に元本割れをすることはよくあることです。

積み立てた100万円が一時的にでも20万円減っても耐えることができるか。

この辺の感覚は人それぞれです。

1万円減っても耐えられない人もいれば、50万円減っても耐えられる人がいるからです。

「絶対に1円も減るのはイヤだ!」

というのであればiDeCoで元本保証商品を積み立てることもできます。

これでも所得控除のメリットはありますけど、加入時に2,829円の手数料と運用期間中に毎月171円〜629円(金融機関による)の手数料がかかります。

現在の超低金利を考えればこの手数料を超える利息はつかないので、運用益非課税の恩恵をうけることはできません

60歳まで引き出せない?

老人

iDeCoは基本的に60歳まで受け取ることはできません。

これがデメリットでもありメリットでもあります。

老後資金という目的で積み立てているのですから、簡単に引き出せないという点ではメリットです。

気をつけたいのは無理して積み立てると、手元に必要なお金がなくなってしまうことです。

その点はつみたてNISAならいつでも換金することが可能です。

こちらも運用益が非課税の制度です。

年間最大40万円(月額33,333円)を20年間、最大800万円まで非課税で運用できます。

こちらは所得控除を利用できませんけど、必要なときに引き出せるという点では使いやすいですね。

まわりにやってる人がいないからやらない?

孤独

なんとも日本人的発想ですね、、、

ふるさと納税は必死に調べてるのにiDeCoについて勉強しないんですか?

まぁ実際にデータを見るとiDeCoの加入者総数は146万人で加入対象者(公的年金被保険者数)6,746万人のたった2.2%です。

そりゃなかなか身近にいないわけですよね。

制度を知っててやらないのは自由です。

老後の心配よりも今を楽しむのも自由です。

さて、あなたはどうしますか?

まとめ

秋

節税と老後に備えた資産形成ができるiDeCoについてお話しました。

会社員ができる数少ない節税方法ですし、本来であれば運用益に対して20.315%かかる税金が非課税です。

これが複利で時間経過とともに資産がどんどん膨らんでいく。

節税×非課税×長期積立です。

60歳まで引き出せないというデメリットはありますけど、毎月5,000円からの積立も可能です。

いつでも引き出せるつみたてNISAと併用して、無理のない範囲で資産形成を始めることをおすすめします。

 

 

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