同友会員も導入──中小企業経営を守る『法人顧問FP』の事例と効果
目次
はじめに:経営者も“お金のかかりつけ医”が必要な時代
会社の数字は税理士が見てくれているし、保険や融資は金融機関が提案してくれる。
──でも、その提案は「会社だけ」や「個人だけ」に偏っていないでしょうか?
経営者にとって、本当に必要なのは 法人と個人を一体で見られるお金のパートナー です。
この数年、中小企業家同友会のつながりから、私が提供する「法人顧問FP」サービスを導入いただくケースが増えてきました。
中でも印象的だったのが、同じ地区会の二人の経営者による導入です。
今回は、その導入背景と成果をご紹介します。
法人顧問FPとは何か?──会社と経営者を両輪で支えるサービス
一般的なファイナンシャルプランナー(FP)は、家計や保険の見直しなど、個人の相談が中心です。
一方「法人顧問FP」は、法人の財務戦略と経営者個人の資産形成をセットで設計するサービスです。
例えば税理士は「過去の数字」をもとに税務を処理しますが、私たちは「未来の数字」から逆算して資産戦略を立てます。
また、私は金融商品を販売する立場ではないため、中立的な立場から保険・投資・制度活用などの選択肢を提示できます。
税理士や社労士、金融機関とも連携しながら、経営と人生の両面に伴走する──
それが法人顧問FPの役割です。
導入事例①:建築卸売業 F社長
課題
・リーマンショック以前から続けてきた、保険を使った長期投資が高コスト構造だった
・利益が出ても解約時に多額の課税が発生するため、出口戦略がなかった
・法人・個人資産全体の運用バランスが不明確だった
提案内容
・既存の保険契約を精査し、高コスト部分を解約または整理
・課税負担を抑えるため、NISA枠を活用した長期インデックス投資へのシフトを提案
・法人資金と個人資産の役割分担を明確化し、リスク分散を強化
成果
・提案から半年でポートフォリオ移行を完了
・年間数十万円のコスト削減と、非課税枠の活用で10年後に数百万円の税負担軽減見込み
・資産配分の見える化により、経営と私生活の両面で安心感が向上
【保険】こんな人は外貨建て保険をやってはいけない
導入事例②:自動車整備業 K社長
課題
・将来の生活設計や会社経営の方向性が漠然としていた
・保険契約が過剰で、毎月の保険料負担が重かった
・NISAは銀行に勧められるまま運用しており、納得感がなかった
・プライベートの楽しみや目標が資産計画に反映されていなかった
提案内容
・ライフプラン作成と簡易企業価値レポートで現状を可視化
・社長の目指すゴール(仕事・生活・家族)を確認し共有
・保険の見直しで必要な保障を残しつつ、保険料を大幅削減
・ご夫婦ともにネット証券でNISA積立運用へ移行し、手数料と納得感を改善
・クレジットカード活用で、来年家族でハワイ旅行を実現する計画をサポート中
成果(進行中)
・保険見直しから3か月で年間およそ100万円の削減効果を実感
・運用商品を自分で選ぶことで納得感と継続意欲が向上
・「旅行」という楽しみを組み込むことで、資産形成へのモチベーションが高まっている
なぜ“経営者仲間”が選んだのか
二人に共通していたのは、最初からこちらが「売り込み」をしたわけではなかったということです。
同友会での活動や飲み会での世間話の中から自然に課題が浮かび上がり、
「それなら一度相談してみようか」という流れで始まりました。
また、お二人ともほぼ毎回奥様が同席され、ご夫婦で関心を持っていただけたのも大きなポイントです。
経営者同士だからこそ分かち合える課題や本音があります。
そして、金融商品の販売を目的としない中立的な立場(独立系FP)だからこそ、
「安心して本音を話せる相手」と感じていただけたのだと思います。
おわりに:あなたの会社にも“お金の伴走者”を
今回ご紹介した二人の事例に共通するのは、早めに手を打ったことです。
退職金準備も、資産形成も、時間を味方につけるほど成果は大きくなります。
「会社の数字」と「経営者の人生計画」をつなぐ存在は、まだまだ少ないのが現状です。
少しでも興味を持っていただけたなら、まずは気軽にお話ししてみませんか?
もし同友会に所属しているなら、仲間としてあなたの未来の数字づくりを全力でサポートします。
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