【投資】投資の基本は勝つことよりも負けないこと

投資するからには勝ちたい、その気持が判断を誤らせる

株価

「せっかく大切なお金を投資するんだから、なんとしても勝ちたい」

「損したくない

そんな気持ちよくわかります。

でも

「で、結局どれを買えばいいの?」

というのは投資の基本を勉強していないと言えます。

わたしが実践してきたのは長期・分散・積立投資で

長い目で見て世界経済の成長の波に乗ってリターンを得る方法です。

短期間で大きな利益はでません。

そのかわりリーマンショックやチャイナ・ショックやコロナショックのようなことが起きても

複利効果も手伝って資産がどんどん育っていくイメージです。

初心者の方はどうしても「勝つ」ために

テクニックを駆使したり、予想したり、売買を繰り返すことを重要だと考えています。

しかし長期投資であれば難しいテクニックや予想や売買は必要ありません。

低コストで世界に分散積立投資して複利で増やす方法は「負ける」確率が低いのです。

戦わずして勝つ

昼寝

孫子の兵法には

「戦わずして勝つ」

という言葉が有名ですよね。

投資をやろうと決断して

  • いきなり個別株にまとまったお金をどーんと突っ込む
  • タイミングをはかって売買を繰り返す

百戦錬磨、毎日トレードしているプロを相手に戦って勝てる確率は低いいです。

これらはヒノキの棒で騎馬隊に突っ込んで行くようなものです。

そもそも短期間で大きく儲けてやろうとか、一発当ててやろうというのは

ギャンブルのようなもので運良く勝てればいいですけど

大敗している人が少なくありません。

初めての投資でそんな経験をしてしまうと

「もう投資なんてしない、、、」

ということになってしまい、もったいないことです。

『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』の中で

200年前の1801年に、当時の1ドルを株式、債権、金、現金に投資をしたら、200年後にいくらになっているか

〜中略〜

1ドルが年利7%で200年経つと60万ドルになるのです。

という文があります。

あり得ないと思いますよね。

これがお金がお金を産む、資産が資産を産むという資本主義です。

もう少し短い期間で見てみましょう。

例えば2003年〜2014年の10年間でみても

真ん中の2008年にリーマン・ショックという100年に1度といわれる暴落がありました。

この2003年〜2014年の10年間に

  • 日経平均に毎月1万円づつ投資し10年つづけたら、120万円が155万円に
  • 海外株に投資する投信に毎月1万円づつ投資し10年つづけたら、120万円が約170万円に

になったのです。


「世界経済はときに大きな上げ下げを繰り返しながらも成長を続ける」

ということを理解していれば、10年、20年と続けていればほぼ確実に負けません。

それなのに多くの人が

  • 高騰しているときにもっと上がると思って売却できない、高値づかみする
  • 暴落しているときにもっと下がると思って売却し、安値で買えない

ということをしています。

これは行動心理学からみても、人間が冷静な判断をできないからです。

積立投資の大原則は

  1. 値下がりしても売らない
  2. 積立投資をやめない(継続する)

コロナショックの中でもこの2つを守っている人はしっかり資産が積み上がっています。

株価が急落した3月頃に積立をやめてしまった人は

せっかく安くたくさん買えるときを逃してしまっています。

暴落時に購入するのは勇気がいります。

「もっと下がるんじゃないか」

と不安になるからです。

しかし積立投資は銀行口座から自動引落にできるので

解約さえしなければ購入しつづける仕組みなので

「良いときも悪いときも淡々と積立できる」

というメリットがあります。

ほとんどのインデックスファンドがアクティブファンドに負けない

負けない

投資信託について勉強したことがあるなら

「アクティブファンドのほうがファンドマネージャーが市場平均を上回ることを目標に運用しているから儲かりそう」

残念ながらほとんどのアクティブファンドはインデックスファンドに勝てません。

アクティブファンドがすべてダメだと言っているのではありません。

大半が負けてしまっている事実を知っておいてください。

あなたが銀行や証券会社の窓口に行くと

すすめられるのはかなり高い確率でアクティブファンドです。

とくにテーマ型と呼ばれて、ロボットやAI、ビッグデータなど短期的に値上がりしそうな投資信託です。

窓口販売としては営業トークがしやすく、手数料も高いので

積極的に売りたい商品です。

だって販売側が儲かりますから。

あなたが儲かるかどうかは彼らには関係ありません。

購入後、数年たって価格が下ってると文句を言いに行けば

「今はもっといい商品があります」

と言って買い替えをすすめられるでしょう。

そうすれば購入手数料が入るのでまた販売側は儲かります。

日本の投資信託の大半がリターンを得られていないのはこれが原因です。

わたしたち投資家が金融知識を身につけて、そのようなつまらない商品を相手にしなければ

よりよい商品しかラインナップされなくなるはずです。

負けない投資術

負けない投資

ごく普通のわたしたちが負けない投資術とは

  • 全世界の株式市場に丸ごと投資する全世界型のインデックスファンドに投資する
  • インデックスファンドの殆どがノーロード(購入手数料無料)
  • 保有している間かかる手数料(信託報酬)は低いほうがいい
  • 積立投資を継続する

全世界の株式市場を丸ごと買っても

毎月の積立に購入手数料はとられませんし

保有している間のコストは低いほどリターンにつながりますし

これが複利効果でどんどん大きくなっていきます。

10年もすればほとんどの人が負ける確率は下がりますし

20年もすれば資本主義経済が崩壊しない限り負けません。

これが負けない投資術です。

多くの人が勝とうとして負けている中で

負けないための戦い方を知っていれば、結果的に勝ちにつながるわけです。

まとめ

景色

投資というとどうしてもガツガツと勝ちに行くイメージがあります。

大儲けしてやろう、一発当ててやろうとして大敗するよりも

しっかり守りを固めて小さくコツコツ長く攻める。

「なるほどね。こういうことか!」

となるまでわたしの経験ではやはり10年くらいかかってしまいます。

今もらえる1万円か、1年後にもらえる1万1,000円か。

わかっていてもできないのが人間です。

全世界の株式市場に投資するインデックスファンドに淡々と積み立てる。

つまらないと感じるかもしれませんけど、これが負けない投資です。

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