投資初心者にもできる資産形成での現金比率の決め方

先が見えない不安が続く

新型コロナウィルスが世界保健機関(WHO)によってパンデミック認定されました。

11日のアメリカ株式市場も、今日の日経平均も大幅な下落になりました。

投資初心者にとっては

「いまこそ買うべきなの?」

「いまこそ売るべきなの?」

と右往左往しています。

ネットの情報をみているとどちらの主張もありますからね。

混乱してしまうのも仕方ありません。

長期投資で資産形成をしていきたいのであれば、基本は毎月定額積立投資です。

  • 売却しない
  • 積立をやめない

このスタイルを貫いて良いといも悪い時も淡々と買い続けます。

相場が急落してもあわてて売却してはいけない理由

今回は

「これだけ下がってるんだから追加で購入したほうがいいんじゃないの?」

と思っているあなたにもう少し具体的な資産配分についてお話します。

投資(リスク資産)と現金(安全資産)の比率を決める

まずは大前提としてある程度の貯蓄ができなければ投資はできません。

なけなしのお金で投資をすると、今回のような急落で慌てることになります。

すぐに使う予定のない余裕資金で投資をするのが鉄則です。

貯蓄ができたら投資(リスク資産)と現金(安全資産)の比率を決めます。

投資(リスク資産)は年率5%くらいを目標とします。

しかしリーマンショック級の暴落があれば半分になるリスクがあります。

現金(安全資産)はほぼ増えませんし、下落リスクもありません。

いざというときの資金として持っておくものです。

例えば現金比率を30%にすると決めたとします。

現金比率はあなたの年齢やリスク許容度で決めてください。

1,000万円保有していれば、700万円を投資、300万円を現金で保有します。

投資700万円(70%)+現金300万円(30%)=資産合計1,000万円

定期的にリバランスすることで安く買って高く売れる

株式

700万円分を投資にまわしていたとして、今回のように急落することがあります。

200万円下落して500万円になってしまったとしましょう(-28.5%下落)

投資500万円(62.5%)+現金300万円(37.5%)=資産合計800万円

300万円÷800万円=0.375

この状態で現金比率が37.5%になっています。

現金比率が上昇していますね。

なので最初に決めた現金比率30%に戻すために現金60万円を投資に回して240万円にします。

投資560万円(70%)+現金240万円(30%)=資産合計800万円

これで現金比率を30%に戻す”リバランス”の完了です。

逆に急騰してもやり方は同じです。

200万円上昇して900万円になったとします(+28.5%上昇)

投資900万円(75%)+現金300万円(25%)=資産合計1,200万円

300万円÷1,200万円=0.25

この状態で現金比率が25%になっています。

現金比率が下降していますね。

最初に決めた現金比率30%に戻すために投資資金60万円分を換金して360万円にします。

投資840万円(70%)+現金360万円(30%)=資産合計1,200万円

これで現金比率を30%に戻す”リバランス”の完了です。

リバランスのメリット

このリバランスは頻繁にする必要がありません。

年に1回くらいでOKです。

頻繁に売り買いすると余計なコストがかかてしまいます。

このリバランスの考え方を投資の内容にも当てはめることができます。

例えばインデックスファンド(投資信託)の比率を

  • 株式(先進国)40%
  • 株式(新興国)20%
  • 国債(先進国)20%
  • 国債(日本)20%

のように決めておいて、バランスが崩れたら年に1回リバランスします。

例えば株価が上昇して株が投資資金の80%まで上昇していたら株式を売って、そのお金で国債を買います。

リバランスのメリットは

  • 暴落時に買う
  • 高騰時に売る

ということを自分の感情に関係なくできることです。

人間心理としては高騰している時に

「もっと上がるんじゃないか」

と思ってしまいますし、下落しているときには

「もっと下がるんじゃないか」

と思ってしまうものです。

ちなみにバランス型ファンドは自動的にリバランスをしています。

例えば株式50%、債権50%に投資するファンド(投資信託)があります。

これは好景気で株が値上がりすると、株を売却して割安な債権を買います。

不景気で株価が下がっているときは、債権を売却して株を買います。

こうして株式50%、債権50%を運用会社におまかせでリバランスしてもらうことができます。

ちなみに投資を初めて最初に購入した投資信託がセゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」です。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(セゾン投信)

このファンド1本で世界の株式と債権に分散投資ができます。

毎月定額積立投資も考え方は同じ

つみたて投資初心者にオススメしている毎月定額積立投資も現金比率を維持するという点で同じです。

何もしなければ

収入ー支出=貯蓄

になるので現金比率が高まっていきます。

そこで手取り収入の一定額を投資に回して、自分で決めた現金比率を維持できる額を積み立てていきます。

年に1度、現金が増えてれば追加投資、現金が少ないようなら一部換金すればよいでしょう。

資産形成をしていきたいなら手取り収入の20%くらいを目標に積立投資したいですね。

もちろん投資にはいろいろなスタイルがあって正解はない

このリバランスが万能で最善というわけではありません。

実際、私はこのリバランスというやり方ではありません。

感覚的に積立額の変更(増やしたり減らしたり)とスポット購入を組み合わせています。

相場は読めません。

「持ち続けていればもっと儲かったのに」

となることだって当然あります。

ただ、そうやって感情で動いてしまって投資に失敗している人がたくさんいるのは事実です。

まずは少額の投資から始めて、今回のような急落したときに自分の気持がどう動くかを知りましょう。

1万円マイナスになっただけでも眠れないのか

100万円マイナスになっても平気なのか

あなたがリスク許容度があまり高くないと思うならば、現金比率を高めにしておきましょう。

資産を増やしたいならリスクを取らなければいけません。

投資家はラクして儲けている?

リスクも取らずにラクにお金儲けする方法はありません。

かといって無理するのもよくありません。

あなたにとってちょうどよい現金比率を見つけてください。

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