余裕ができたら投資を始めます?それいつですか?
月5,000円も捻出できない?
前回のブログで月5,000円からでもいいから積み立て投資を始めてください、と言いました。
でも「その5,000円さえ捻出するのが大変です」とう人もいます。
わかりますよ。
色々支出があって節約してるのに5,000円ひねり出すのが厳しい状況もあると思います。
資産形成を早く始めた方がいいとわかっても
「余裕ができたら始めます」
って言う人多いんです。
貯蓄ができない人はこう言うタイプですね。
「余ったら貯金します」
みたいな。
あれば使っちゃうのが人間です。
ついついテレビばかり見ていませんか?
『世界はほしいモノにあふれてる』と言うNHKのテレビ番組がありますけど、テレビやインターネットや雑誌など見ていると大量の広告を目にすることになります。
広告は潜在意識に作用して人の購買意欲を刺激しています。
「そんな大げさな」
と思いますか?
いっさい広告を見なければ新しく発売された洗剤など買おうとも思いません。
そもそも新商品の存在も知りません。
でも広告を見たあなたは「ジェルボールで簡単」「驚きの白さに!」みたいなものを買ったりしていませんか?
聞いたことがないメーカーの洗剤は安くても買う気になれなくて、大手メーカーの新製品だと試してみようと思っていませんか?
最新の機能がついた真新しい車で家族が楽しそうにドライブしているCMを見たら「その車を買えば家族が幸せになる」と思い込んでしまうんです。
「そんなことはないよ」
と思うかもしれませんけど、人間の潜在意識に深く入り込んでいます。
それくらいCMって巧みに作られています。
私はほとんどテレビを見ません。
「民放はタダなのにNHKは受信料を払うのが馬鹿らしい」
と言う人がいますけど本当にタダですか?
よく考えてください。
民放はスポンサーがお金を払って番組が制作されています。
スポンサーは企業イメージや商品を宣伝するためにお金を払っています。
有名タレントや俳優に高額のギャラを払ってCMを制作しています。
CMを見たあなたが商品を買う、つまりCMや番組制の作費を間接的に払っているのはあなたです。
民法を見るのがタダだと思っているのは錯覚です。
目的もなくダラダラとテレビを見ると言うことは進んで洗脳を受けているようなものです。
国や企業などお金を持っている人たちが視聴者を洗脳しようとしているからです。
テレビ番組で見たタピオカ店の行列に並んでいる場合じゃないですよ(笑)
私の場合はインターネットの広告も極力見ないようにしています。
情報を自分の意思で取りに行き見るのと、情報を与えられて見させられている、のは違います。
世の中お金を使わせるためにあの手この手を使っています。。
お金を使うことは経済が回るために必要なことで悪いことではありません。
でも必要以上に使ってしまったり、浪費してしまっては資産形成はできません。
給料から天引きしてしまう仕組みにする
貯蓄が得意な人は必ず実践している「先取り積み立て」をしましょう。
どこのオンライン証券でも口座から自動積立の仕組みがあるはずです。
毎月決められた日に定額で指定した投資信託を購入できます。
最初に一度設定してしまえばあとは自動的に買い付けしてくれます。
あれこれ考えたり悩まなくていいので継続することができます。
例えば手取りの給料が30万円なら余った分を貯蓄や投資に回すのではなく、最初から5,000円を貯蓄や投資に回してしまいます。
つまり29万5,000円で暮らしのやりくりをしましょうと言うことです。
今まで月に30万円使い切っていたなら工夫して29万5,000円でやりくりします。
家族なら外食を1回減らすだけでも可能ですよね。
まずは現状の支出を見直して無理なく節約できるものがないか調べてみましょう。
そうはいっても極端な節約はお勧めしません。
FPって「賢く節約!」などと言って涙ぐましい節約術を紹介している人もいますね。
楽しく上手に節約するのは賛成です。
けど例えば100円均一のハサミを買ってデザインも使い心地もイマイチなものを数年で捨てるのってどうなんでしょうか。
私は良いものを大切に愛着を持って長く使いたいと考えますね。
食事に関しても食材の質を下げて、我慢して美味しくないものを食べる暮らしなんてして欲しくありません。
今を楽しみつつ、将来に備える。
そんな感覚で取り組んでもらいたいです。
何もかも我慢我慢で暮らしていて、病気になってしまって何も楽しめないまま人生が終わってしまったなんて嫌ですよね。
節約はメリハリをつけてやりましょう。
私はけっこう物欲が強い方で欲しいものがたくさんあります。
でも衝動買いはしないタイプです。
ほしい物リストをiPhoneのメモアプリに入れていて常に更新しています。
何度見ても欲しいと言う思いがあるものは買います。
時間が経つとそこまで必要ないかもと思ったらリストから削除します。
並び順も上から欲しい思いが強いものに並べ替えて、ことあるごとにリストを見ています。
給料天引きで積み立て投資するのが資産形成を継続するコツです。
少額から始めて慣れてきたら手取りの20%くらいを積み立てましょう。
手取り30万円なら毎月6万円積み立て投資することです。
最初はハードル高いと思いますけど、可能なはずです。
単純計算ではありますけど毎月6万円を20年間5%の利率で積み立てることができれば
24,662,020円
になります。
ちなみに元本は
60,000円×12ヶ月×20年=1,440万円です。
もちろんシミュレーション通りに必ずうまくいくわけではありません。
時間を味方にした複利効果にはそれだけの可能性があると言うことです。
まとめ
10数年前に比べれば資産形成(投資)を始めるハードルはぐっと下がっています。
今ではスマートホンがあれば簡単に始めることができます。
銀行や証券会社に行く必要がありません。
窓口での営業トークに乗せられる心配もなく自分で商品を選べます。
商品選びのコツは今後もこのブログで紹介していきます。
私自身も投資を始めた頃は「良くも悪くも放ったらかし投資」でした(笑)
毎月定額自動積み立てをしてしまえばあとは何もすることはありません。
大きく下がった時にスポット購入していたくらいです。
「余裕ができたら」ではなく、すぐにでも自動積み立ての仕組みを始めましょう。
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