③マイルでビジネスクラス世界一周ひとり旅してきました(パリ)
世界で最も観光客が訪れる国はどこでしょう?
世界観光機関が発表している、国際観光客到着数(海外旅行者受入数)の国別順位によるとコロナ前の2018年は
1位 フランス 8940.0万人
2位 スペイン 8277.3万人
3位 アメリカ合衆国 7961.8万人
となっています。
ちなみに日本は11位で3119.2万人。
日本政府は2030年までに6000万人を目標にしています。
世界1の観光立国フランス、そしてその首都であるパリ。
そのパリを2022年9月に旅した模様をレポートします。
今回のテーマは
「パリの治安は?観光は?」
です。
この記事を読めばパリの街の雰囲気、物価などがわかります。
結論を一言で言えば
『今回の世界一周で「また来たい」と思った都市No.1』
です。
目次
ドーハからパリへ
9/11(日)
朝4時過ぎに目覚めてささっと身支度をする。
チェックアウトしてUberを待つ。
ほぼ時間通りにUberが来ました。
「カタール航空ビジネスクラスに乗る」と伝えると専用ゲートに連れて行ってくれるという噂だったのですが、ごく普通に降ろされました。
カウンターに行きチェックインを済ませる。
出国手続きも機械には弾かれたけど対面の方で問題なし。
免税店を覗くとダビドフのパイプタバコ発見。
葉巻は円換算で高く感じたけど、なぜかパイプタバコは安かったので買ってみました。
結果的に今回の世界一周で免税店でパイプタバコの葉を売ってたのはここだけでした。
出発までまだ時間があるのでラウンジへ移動。
さすがカタール航空のラウンジ、豪華で広い!
そしてなかなか人が多い。
機内食も出るだろうしパンとコーヒーだけで座ってゆっくり30分ほど過ごす。
搭乗口に向かって飛行機に乗り込むと「ビジネスクラスの方はこちらへ」と2階へ案内される。
なんかめちゃいい香りするし、広くて清潔!
機内食が超絶高級で美味しかった!
パリ1日目 シャルル・ド・ゴール空港に到着
14時頃パリに着陸
あれ?ポケットにあるはずのライターがない。出国時に没収されたかな?
まぁパリで調達しましょう。
イミグレがやけに混雑してます。
スーツケースがなかなか出てこない、、、
通常ビジネスクラスだと荷物出てくるのは早いんですけどねぇ。
まずは現地通貨を手に入れるためにATMを探す。
がATMがなかなか見つからない、、、
空港スタッフに聞いてようやく発見。
空港からパリ中心部へはロワシーバスを利用します。
鉄道は治安が悪いのと、地下鉄構内を重たいスーツケースを持って階段を昇降しなければならないらしいので。
バスを待ってもなかなか来ません、、、
隣で待ってた日本人カップルに話しかけてみました。
今回の旅で一番日本人に遭遇したのはパリですね。
兵庫から来てて、めちゃ阪神ファンらしく(私は広島カープファン)
彼らはパリの後イタリアに行くらしいです。
しばらく話をしていてふと気づいたことが。
なんと!スーツケースが色違い!
16時過ぎ やっとバスがきた、、、
17時半頃 オペラガルニエ前に到着
ここから宿まで微妙に距離があるのでアプリでUberを手配。
Uberのドライバーは「英語はちょっとしか話せないよ」って申し訳なさそうでした。
夕方だからか混んでました。
18時前 部屋に到着
パリの滞在はホテルではなくアパルトマンにしてみました。
こちらのパリシェモアというサイトから手配しました。
ウィークリーマンションのようなイメージです。
と言っても古〜いアパートです。
エレベーターがこれまでの人生で乗った中で最小でした(笑)
ギュウギュウで乗っても定員3名です。
通りからアパルトマンのエントランスを抜けてエレベーターに乗り込む動画です。
部屋に入ると部屋を手配した会社(パリシェモア)の女性スタッフさん(日本人)が待っててくれました。
予定時間に到着できるか心配でしたし、この建物のエントランス解錠も戸惑って、無事会えてよかったです。
女性スタッフから玄関ロックの使い方、洗濯乾燥機の使い方などの説明をしてもらいました。
部屋の窓からエッフェル塔の先端が見えます。
近くにパン屋、ドラッグストア、マクドナルド、地下鉄駅、スーパーなどがあって便利そうです。
部屋でほんの少し休んで、パイプを吸うために外を少し歩いてみる。
ライターを小さなストアで調達。
その勢いでエッフェル塔まで歩いて行ってみました。
芝生の広場に沢山の人が座ってまったり過ごしていました。
日本人らしき人もけっこう見かけました。
21時前頃
エッフェル塔から近いスーパーでお酒と晩ご飯を調達。
サンドイッチ、スナック、ビール2本、ワイン1本などで€16.11
部屋に戻ってシャワーを浴びる。
水圧も良く快適です。
ドーハが水圧低くてシャンプーすすぎ大変だったから、、、
パリ2日目は凱旋門、シャンゼリゼ通り、オランジュリー美術館へ
9/12(月)
7時起床 しばらくダラダラ。
出しっぱなしの荷物を片付ける。
さっそく部屋で洗濯する。
一段落して外に出てパイプスモーキングしていると、おねーさんに話しかけられました。
フランス語で何を言ってるのかよくわからなかったら、ジェスチャーで「火を貸して」とのこと。
「Thank you」といってさっそうと去っていきました。
パリは路上喫煙天国です(結果的にロンドンもヘルシンキもシカゴもニューヨークもそうでしたが)。
タバコ嫌いな人は不快な環境かもしれません。
しかし欧米では室内禁煙のルールは守られていて、屋外はゆるいようです。
カフェのオープンテラス、公園のベンチなどみんな喫煙してて、それを咎める人はいません。
ポイ捨ては言語道断ですけど「自由でいいな」と率直に感じました。
日本があまりにもガチガチすぎて息苦しい環境なんです。
マスクをしている人も2〜30人に1人くらいでしょうか。
私も1ヶ月間マスクなしの快適生活を過ごしました。
そのまま最寄りのスーパーへ
ハム、チーズ、バター(セルドゥメール)、コーヒー、オレンジジュース、炭酸水、エコバッグなど買う€17
店員さんに話しかけてセルフレジの使い方を教えてもらいました。
アパート前のパン屋でバケットを購入。
なんとか英語が通じました。
バケット€1.4(約¥200)
部屋に戻ってバケットをバター、チーズ、ハムと食べる。んーうまい!!
日本の比じゃない物価上昇をしている欧米ですけど、さすが農業大国フランス。
バケット、バター、ハム、チーズなど手頃な価格で購入したものがすべて激ウマでした。
バケットとバターだけで無限に食べれるような気がします。
14時過ぎ
重い腰を上げて出掛けることにします。
最寄りメトロ駅へ。
チケット販売機の買い方がわかりません、、、
となりに窓口があったので直接チケットが買えました チケット:€1.9
凱旋門到着
定番観光スポットではありますけど、実際に見ると建築物としてカッコいいですね!
凱旋門の上に上がることもできるのですが、周辺から写真だけ撮りました。
そのままシャンゼリゼ通りを歩く
雰囲気がいいですね。
有名ブランドなどいろんなお店があるけど、どうせ高いし、これといって欲しいものもないのでのんびり歩きました。
そのままコンコルド広場へ。
16時過ぎ
オランジュリー美術館 入館料:€11
ここはなんと言ってもモネ!
モネ好きなら是非訪れるべき場所ですね。
他にも誰もが見たことがあるルノアールの作品なども展示されています。
娘におフランスの絵本を買いました お土産€15.7
アンヴァリッド廃兵院経由で部屋まで歩いて帰る。
18時半 部屋に帰着
ビールを飲み、朝買ったバケット、チーズ、生ハムの残りを食べる。
外を眺めながらワインを飲んでると、エッフェル塔が輝いていました!
パリ3日目はオペラ・ガルニエ、オルセー美術館へ
9/13(火)
7時過ぎ起床
今朝はちょっと肌寒いです。
洗濯して明日の空港への移動ルートや、ロンドンでの移動ルートをGoogleマップなどで調べる。
10時過ぎ
バケットグランプリ優勝のパン屋へ歩いて向かいました。
美味しそうなパンがたくさんありましたが、1人なのでバケットだけ買いました。
バケット€1.2
部屋に戻って早速食べました。
外はパリッと中はふんわり。
バター、ハム、チーズで食べるだけで幸せになれます。
14時頃
地下鉄に乗ってオペラ・ガルニエに到着。
入館料 €12
こちらも定番観光スポット。
建物外観も素敵ですが、中は圧巻の装飾!
豪華絢爛とはまさにこのことです。
16時頃
オルセー美術館に到着。
チケットの列がなかなか長いです。
0階から順番に見ようと思ったのですが、めちゃ巨大なことがわかり、途中からペースアップして回りました。
とりあえずゴッホとルノワールくらいは押さえておきたいので、、、
館内ハイペースで歩き回ってそれなりに楽しめたけど、ほんと足がクタクタ、、、
閉館の18時ちょっと前までいました。
少し離れた地下鉄の駅まで歩いてから地下鉄で帰ります。
夕方だからちょっと混んでました。
車内を観察すると、意外とリュックの人とか多くて、そこまでガチガチにスリを警戒しなくても大丈夫そうなエリアです。
18:30
部屋に帰着
19時半頃
近くのスーパーへ買い物に。
お土産用のバターやチーズを買ってみました。
晩ごはん用にサラダリーフとハムを買いました。
買い物€22.96
- 今夜のメニューは
- 今朝の残りのバケット
- チーズ
- 山盛りルッコラサラダ
- ハム
冷えたビールが見つからなかったので、とりあえず冷やして先にシャワーしました。
21:00頃
晩ごはん
23時過ぎ
就寝
パリ最終日 次の目的地ロンドンへ
9/14(水)
6:00起床
外はまだ暗いです。
身支度して、荷造りして、ゴミ出しして、そとでパイプを一服。
7:30頃
部屋を出発
パリの街に暮らすような滞在。
古くて狭い部屋でしたけど素敵な時間でした!
帰りは最寄りの地下鉄駅からオペラ・ガルニエに向かい、ロワシーバスで空港に向かいます。
朝の通勤時間で混んでるかなと思いましたが、車内は意外と混んでいませんでした。
想定はしていましたけど、構内の移動が階段でスーツケースが大きく重い場合はちょっと大変ですね。
オペラ・ガルニエに着いて、バス停でロワシーバスチケット買う
地下鉄の券売機もそうですけど、バスチケットもアメックスが弾かれました、、、
ロワシーバスも空いてました。
外を眺めていると空港が見えてきました。
ターミナル2Aで降りるつもりが、普通に通過してしまいました、、、
ターミナルごとに止まるのかと思っていたら、ストップボタンを押すシステムだったらしいです、、、
隣の2Eターミナルから歩くことにしました。
空港スタッフのお姉さんに「歩いて行ける?」ってきいたら「大丈夫!」とルートを教えてくれました。
出発2時間半前の9:40からようやくチェックイン開始
なかなか列が進まない、、、
なんでそんなに時間がかかるんだろう、、、
と思ったら自分は3分程度でパスしました。
イミグレは機械でスイスイ
手荷物検査がなかなかの行列です。
検査員が見ていると無愛想でやっつけ仕事。
検査ゲート通過後にあやうくパソコン忘れそうになる。
10:30ようやく手荷物検査通過
免税店を少し見て回って、シャネルの日本未発売デオドラントスティックを購入しました。
出発までアメリカン航空のラウンジでのんびり食べたり飲んだりして過ごしました。
まとめ
パリは今回の世界一周で「また来たい」と思った都市No.1でした。
どこを撮っても絵になる街並み。
バケットとバターとチーズとハムなど、適当に買っても激ウマ。
シンプルだけどおしゃれなパリの人たち。
そして堅苦しくなく自由な雰囲気。
暮らすような滞在。
最高でした!
パリの地下鉄や観光地は治安が悪いことで有名です。
しかし心配してたスリ被害に遭うことはありませんでした。
平和な環境で暮らしてる私達日本人は、油断せず気を引き締めて行動することが大切です。
- 現地の人たちに馴染むようなシンプルな服
- 少なめの荷物
- 現金はあまり持ち歩かない
- 地図やケータイに夢中になりすぎず、さっそうと歩く
- 地下鉄車内の出入口付近はスリに要注意
このあたりは意識したいですね。
てことで次回はエリザベス女王がなくなった直後のロンドン滞在記です。
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