②マイルでビジネスクラス世界一周ひとり旅してきました(ドーハ)
4年に1度のサッカー・ワールドカップ。盛り上がってますね!
日本はW杯優勝国ドイツ・スペインに逆転勝利。諦めない気持ちに勇気づけられますね。
そのワールドカップが開催されているのはカタール。中東では初めての開催となります。
そのカタール(ドーハ)を2022年9月に旅した模様をレポートします。
今回のテーマは
「カタールのドーハってどんな街?治安は?観光は?」
です。
この記事を読めばドーハの街の雰囲気、物価などがわかります。
結論を一言で言えば
『ワールドカップ開催中のドーハは治安がよい都市』
です。
目次
実は今回の旅で最難関と考えていた国
今回のビジネスクラスで世界一周ひとり旅、最初の目的地はドーハ(カタール)です。
実は今回の旅で最難関と考えていたのがドーハ(カタール)です。
それは治安が悪いのが心配などではなく、入国するために
- 出国前72時間以内に受検した陰性証明
- 政府アプリ(Ehteraz)のオンライン登録が必要
だったからです。
Ehterazは日本のCOCOAみたいなアプリと思っていただければ。
※2022年11月1日以降は出発前のPCR検査 及び 迅速抗原検査が不要となり、空港でのアプリ(Ehteraz)提示も不要のようです。
このあと旅するその他の国はワクチン接種証明さえも必要ありませんでした。
推測ですけど、ワールドカップ開催直前だったカタール(ドーハ)は新型コロナウイルス感染拡大で大会に影響がでないように、厳し目の対応をしていたのではないかと。
そうそう、前回の記事で書き忘れていたことが。
旅を計画した段階では、日本人が海外旅行に行くと、出国前72時間以内に検査を受け、陰性証明書を入国時に検疫所へ提示しなければなりませんでした。
- 慣れない海外の地でPCR検査を行っている医療機関を調べて
- わざわざ時間を割いて訪問して、高い検査費用を払い
- 陽性だったら帰国できない、、、
ほとんど罰ゲームみたいな内容です。
が、出発直前に緩和されてワクチン接種を3回受けていれば、手続きが大幅にラクになりました。良かった良かった。
ドーハ行きの飛行機に乗れないかも?
話題が逸れました。
カタール入国のための陰性証明は前回記事の通り無事取得できたのですが、アプリの登録が何度やってもうまくいかず、、、
そのまま出発の日を迎えてしまいました。
現地で得意ではない英語で説明してなんとかするしかない。
2022年9月8日
自宅を朝6時に出発して広島空港へ。
ドーハまでは
広島空港→羽田空港→スワンナプーム国際空港(バンコク)→ハマド国際空港(ドーハ)
広島でスーツケースを預ければドーハで受け取りOKだったはずなのですが。
広島空港で例のアプリ(Ehteraz)が登録できていないと入国できないかも、みたいな話になり。
JALスタッフから
「羽田でスーツケースを受け取って、そちらで係員と相談してください」
と言われてしまいました。
いきなり旅のスタートから不安な展開。
羽田でスーツケースを受け取り、JALカウンターでチェックインしたあとにアナウンスで呼び出されました。
スタッフさんが電話やネットで必死に情報を収集してくれたのですが、ハッキリとした解決策が見つからず。
「入国できないということはないはずですが、経由地のバンコクでカタール航空に相談してみてください」
バンコクまで行ってカタール航空に「NO」って言われたらどうするんだろ、、、
きっと大丈夫と信じて保安検査場を通過してサクララウンジへ。
国際線カウンターもサクララウンジもとにかく空いてる。まだまだ海外旅行へ行く人は少ないようです。
サクララウンジに来たらカレーです!これが旅の楽しみの1つだったりします。
羽田→バンコクはJALビジネスクラスです。
食事は和食を選び、さすがのクオリティでした。
私、実は軽い閉所恐怖症なのですが、フルフラットシートのおかげでめずらしく飛行機の中でよく眠れました。
バンコク到着。
空港のFree Wi-Fiが激遅だったので、グローバルeSIMをオン!
無事に繋がりました。
これで世界一周している間、30日間5GB使えそうです。
そうそう、肝心のカタール入国のためのアプリを解決せねば。
カタール航空のカウンターへ行き、アプリの登録が完了できないことを片言の英語で伝える。
パソコンで何か入力してくれたが、アプリの表示は変わっていない。
飛行機には乗れそうだけど、入国審査で止められないかちょっと心配です、、、
ベンチに座ってスマホ触ってたら、近くの黒人さんが
「Wi-Fiつながる?」
みたいなことを聞いてきたので
「自分は遅いから購入したeSIM使ってるよ」
と教えてあげました。
エチオピア出身らしくこれからオーストラリアへ向かうらしいです。
「日本は大好きだよ。本当に。リスペクトしてる。あなたが日本人だから言ってるんじゃないよ」
と気持ちを込めて話してくれました。
バンコク→ドーハはカタール航空のビジネスクラス。
乗り継ぎが5時間あるのでカタール航空のラウンジへ向かいます。
妻曰くカタール航空のサービスは世界最高レベルらしいので期待が高まります。
たしかに無料の軽食やアルコール類が充実していて、美味しい。
このあと立派な機内食がでることがわかってもあれこれ食べちゃいます。
ラウンジでのんびり過ごしていると、エリザベス女王の状態があまりよくないらしい、というニュースが入ってきました。
このとき私はまだそんなに心配していませんでした。
ラウンジで搭乗手続きが始まったと聞いて搭乗口へ向かう。
乗り込むとウェルカムドリンクのシャンパンを持ってきてくれました。
ご飯はバンコク発なのでタイ料理がでてきました。美味しい!
食事中も食後もお酒をどんどん持ってきてくれます。
お腹いっぱい&お酒でいい気分になっていつの間にか寝てました。
やはりフルフラットシートは快適です。
無事ドーハ(カタール)到着&入国
ハマド国際空港に到着!
イミグレへ向かいます。
ビジネスクラスは専用レーンで空いてて快適!
驚いたのは通過するとちょっとしたラウンジまであります。
フカフカのソファーでお酒を飲みながら過ごすことも可能です。
すでに夜遅いので長居せずに移動します。
eSIMで現地電波をつかんでいることを確認。
スーツケースを無事に受け取り、ATMで現地通貨を100レアル(4,000円くらい)クレジットカードでキャッシング。
ほとんどの支払いをクレカでするのですが、海外旅行では少額決済用に現地通貨を少し持つようにしています。
ホテルに向かうため『タクシー』の看板に向かって行くと、すんなりタクシー乗り場に到着してすぐに乗車できました。
治安が悪い国だとタクシーに乗っても安心できません。
カタール(ドーハ)は治安が良いと聞いていたので、そこまで心配していなかったとはいえまだ着いたばかり。
ホテル名を告げて出発。
スマホの地図アプリでしっかり場所を確認します。
少し走り出すと「住所教えて」と言うので、Googleマップの画面を見せる。
「ヒルトンなのに場所知らないの?」
と思ったのですが、念のため確認だったようです。
運転手に「チャイナ?」と聞かれて「ジャパン!」と言うと「アイラブジャパン」って、ほんまかいな。
15分ほどでホテルに無事到着。
タクシー料金は48レアル(約1,900円 深夜料金込)。
滞在ホテル
ドーハ滞在は『ダブルツリーバイヒルトンホテルドーハオールドタウン』(長い)5つ星ホテルです。
それにしてもホテル入り口付近がやけにごった返してます。
フロントでチェックイン。
スタッフいわく、金曜の夜なので1階のお店がパーティ状態らしい。
「毎日こんなんじゃないから安心して」
と言われる。
部屋は2ランクアップグレード、1人宿泊なのにかなり広い部屋になりました!
今気がついたけどダブルツリー名物『チョコチップクッキー』がもらえませんでした(泣)
クアラルンプール(マレーシア)のダブルツリーは販売もしてました。
ホテルエントランスの外でパイプ喫煙。
深夜2時で33℃ですよ、、、
日中は40℃前後になります、、、
ホテルのスタッフはみんなフレンドリーです。
エレベーターで乗り合わせたスタッフが
「このQRコード読んで5スター評価レビューしてね」
と言われたのでやってあげました。
きっと仕事の評価につながるんでしょうから。
シャワーを浴びて3時就寝。
ドーハ2日目は博物館とスーク・ワキーフ(マーケット)へ
9月9日
ゆっくり目に起きて朝食会場へ。
いつものヒルトンらしいビュッフェスタイル。
出来立てオムレットをオーダーしたりしっかり食べる。
たぶん昼は食べない、つまりブランチになるので。
フロントでオススメ観光スポットを聞いてみる。
いくつか教えてもらった中から、どこ行こうかなーとGoogleマップを見てみると、ほとんどの施設が昼からオープンだと気づく。
イスラムだから金曜午前が礼拝なのかな?
昼過ぎてから博物館まで歩いて行くことにしました。
徒歩5分くらいなのですが、歩くとさすがに汗が噴き出します。
博物館へ向かって歩く途中、ドライバーから声をかけられて何事かと思ったら「1日観光連れてくよ?どう」みたいな客引きでした(たぶん)。
価格は聞いてないけど「いらん、すぐそこの博物館行くから」と言ってもしつこく声をかけてくるが無視しました。
マニラ空港のタクシー乗り場とかみたいな強引さはないので大丈夫です。
ネット情報だと「博物館は事前にオンラインでチケットを買え」とか例の登録できてない「アプリ提示が必要」とか書いてあったのですが、ダメもとで行ってみることにしました。
博物館の係員に「アプリがうまく登録できてないんだけど?」って言うと「ワクチン接種証明ある?」と言われたのでワクチン接種証明アプリの画面を見せたらOKでした。
手荷物検査を受けて、チケットもその場でクレカで買えました。
入場券:50レヤル(約2,000円)
博物館は涼しくて快適です。映像多めでそれなりに楽しめました。
カタールはかつては真珠産業、現在はオイルマネーを稼いでるんですね。
博物館見学を終えて歩いてホテルに戻る。
少し部屋で休憩。
と思ったら「お部屋掃除してもいいですか」ってホテルスタッフが来たので、歩いてスーク・ワキーフ(マーケット)へ行くことにしました。
ホテルからスーク・ワキーフまで徒歩15分くらい。
想像していたよりも巨大迷路!
無限にお店があってなんでも売ってそうな雰囲気です。
昼間は暑いので夕方から夜にかけて活気があるそうです。
マスクしてる人が意外と多い印象でした。
しばらく歩き回ってから、カフェに入ってシーシャ(水タバコ)初体験することにしました。
店員さんにシーシャ初体験であること、普段は葉巻やパイプを嗜むことを伝えて、オススメのフレーバーを聞きました。
選んだのははグレープミント。
ドリンクはレモンミント:20レヤル
シーシャ含めて77レヤル(約3,000円)
そこら中のカフェで、現地の人も欧米人もアジア人もみんなシーシャをプカプカやってます。
2時間15分まったりとシーシャを楽しみました。
スーク・ワキーフから歩いて21時過ぎにホテル帰着。
猛烈に蒸し暑い!
ホテルで晩ごはんを食べようと思ったのですが高い!
(このあとのロンドンやニューヨークはもっと高いのですが、、、)
ビールが40レヤル(約1,500円)
ハッピーアワーでも28レヤル(約1,000円)
ハンバーガー65レヤル(約2,500円)
イスラムの国なので基本的にはアルコール類が高級ホテルなどでしか飲めないようです。
まだ旅は始まったばかり。
外食ばかりだと出費が大きくなりそうです。
ドーハ3日目は地下鉄に乗ってベラッジオ・モールへ
なぜか早く目が覚めたのでしばらくベッドでゴロゴロ。
9時過ぎ ゆっくり朝食をとる。
部屋に戻ると掃除してくれていたのでロビーで次の目的地パリを予習。
部屋に戻ってしばらくすると、部屋のゴミ箱が壊れてたのでそれを交換に来てくれました。
部屋でゆっくり過ごして昼過ぎから行動開始。
ホテルから地下鉄駅まで約10分歩きます。
ネットで事前に調べて、券売機で『シングルジャーニー』のチケットを買おうとしてもなぜか買えない。
近くにいるスタッフに聞くと『デイパス』しか買えないとのこと。
理由は説明してくれたのかもしれないけど理解できませんでした、、、
地下鉄ではマスク必須のようで、改札でスタッフがチェックしていました。
同時に例のアプリの提示を求められるのですが、ワクチン接種証明の画面でOKでした。
ドーハメトロはワールドカップ開催に合わせて2019年5月に開業したらしく、駅構内も車両内もめちゃ綺麗で清潔です。
車両を含め多くの日本企業が関わっているようです。
ちなみに空港からもこの地下鉄が中心部へ行くのでオススメのようです。
(私は到着が深夜で、出国も早朝なのでタクシーでした)
ヴィラジオ・モール(巨大ショッピングモール)に到着。
近くにはW杯会場の1つ、ハリファ・スタジアムが見えます。
グループステージで日本がドイツとスペインを破ったのはこのスタジアムです!
土曜の午後ですけどそんなに混雑してなかったです。
ベネチアの街のような雰囲気で川は流れてるし、室内なのに観覧車あるし、スケートリンクあるし、高級ブランドエリアがあったり、お金の匂いがプンプンします(笑)
いろんなお店を見て歩いたあと、大型スーパー(カルフール)が入っていたので価格調査と食料を調達に。
んー食料品はめちゃ高くも安くもない感じですね。
フードコートのファストフード価格は円換算だとやや高そうな印象でした。
帰りも地下鉄に乗ります。
帰りはなかなか混雑してて座れませんでした。
地下鉄駅からホテルまで歩く。
日は沈んでもまだまだ蒸し暑い。
昨日に続いて今日もよく歩きました。
明日は次の目的地パリへ移動です。
朝早い便なので空港への移動をアプリでUberを5時に予約手配しておきました。
まとめ
カタールのドーハは中東の雰囲気を楽しみつつ、洗練された都市エリアとしてショッピングを楽しむことも可能な街です。
オイルマネーで稼いでることもあって、生活水準や教育レベルも高いと思われますので治安はかなり良い方ではないでしょうか。
観光は個人的にはスーク・ワキーフがオススメです。
買い物するつもりがなくても歩くだけでワクワクします。
カフェやレストランもたくさんありますし、ちゃんと英語が通じます。
てことで次回はパリ滞在記です。
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