【格安SIM】iPhone1台で2回線!コストを抑えて仕事用にも
目次
固定費の削減が家計改善のカギ
あなたは毎月どのくらい貯蓄できていますか?
給料日前になると財布の中身が心配になったり、カードの請求にドキドキしていませんか?
家計を改善するには節約が基本。
と言っても、私はスーパーのチラシをチェックして数円〜数十円安い物を求めてハシゴしたり、1円安いガソリンを求めて遠方へ行くのはオススメしません。
労力の割りに合わないですし、長続きしません。
オススメなのはやっぱり固定費の削減です。
家計で固定費といえば
- 住居費
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険料
- 自動車関連費
- 定額制サービス(サブスク)
などです。
固定費を見直せば月額数千円削減できて、しかも一度やってしまえば継続して節約ができるからです。
今回取り上げるのは通信費です。
ここ最近、政府主導で携帯電話料金の値下げが行われました。
1ヶ月のケータイ代をいくら払っていますか?
もし1ヶ月のケータイ代が5,000円以上だと、年間で48,000円以上節約できる可能性があります。
夫婦だと場合によっては年間10万円以上の節約にもなります。
仕事とプライベートの番号を別々に持っても可能です。
それもスマホ1台で。
ということで今回のテーマは
『コストをかけずに1台で2回線持つ方法、仕事用回線にも便利』
です。
この記事を読めば
『iPhone(スマホ)1台で低コストに2回線もつメリットとその方法』
がわかります。
結論を一言でいうと
『楽天モバイル&BIGLOBEモバイルで格安にiPhone(スマホ)1台2回線を持てる』
です。
IP電話が微妙になってきた
私は個人事業主として仕事をしているので、プライベートと仕事の電話番号を別々に持っています。
少し前であればケータイ2台持ちしている人も多かったですよね。
2019年に開業する際に、ネットであれこれ調べた結果『SmarTalk』というIP電話アプリを導入することにしました。
SmarTalkは楽天グループで、スマホにアプリを入れれば
- 初期費用
- 月額基本料金
- 留守番電話・着信転送
が0円という、小規模に事業を始めた人にはありがたいサービスです。
050から始まる番号を持てるので、1台で2つの番号を持つことができます。
しかしこのSmarTalk、ここ1年間くらいでかなり不満がでてきました。
これまでスマホ内の電話帳が同期できていたのに全く表示されなくなってしまいました。
着信があっても誰からかわからず、電話番号をコピーして電話帳で検索して確認しなければならないわずらわしさ、、、
さらに通話が不安定になることが増えました。
※これは私が自宅でBluetoothスピーカー接続していて、切り替えが上手くいってないのが原因かもしれません
SmarTalkはアプリのアップデートが2年も更新されていません、、、
アプリの不具合を改善する気がまったくないということです。
それどころか現在は新規申し込みを受付けていません。

出典:SMARTalkホームページ https://ip-phone-smart.jp/index.php?cID=644
楽天グループとしては『楽天モバイル』に力を入れていることを考えると、このまま消滅させる計画かもしれませんね。
お客さんからの着信でうまく通話できなかったり、着信できないようでは困るので別回線を持つことにしました。
現状のメイン回線は楽天モバイル
以前の記事にも書きましたが、メイン回線は楽天モバイルを使っています。
1年間の無料期間を終えましたが、料金は税別980円〜1980円(データ使用量がだいたい3〜20ギガ未満)に収まっているので基本的に満足しています。
たまに通話が途切れたり、大規模通信障害もありましたが、まぁ許容範囲ですね。
サブ(仕事)回線はやっぱり格安SIM?
2回線持つのに
- メイン回線が楽天モバイル
- サブ回線も楽天モバイル
という手もあります。
しかし楽天モバイルの2回線目は0GB~3GBまで980円(税込1,078円)になり、2回線で月額最低でも980円はかかります。
楽天モバイルは楽天回線エリアをグングン拡大していますが、それにともない国内のパートナー回線エリアを自社回線によるサービス提供へ切り替えています。
これはちょっと不安要素です。
Docomo、au、Softbankのような回線の安定感があるのかどうか。
いざという時を考えると、楽天モバイル2回線はやはり不安です。
ですからデータ容量3ギガ程度で音声通話ができる1,000円未満の格安SIMを検討することにしました。
自宅の光回線が決め手に
私はBIGLOBEモバイルを選びました。
格安SIMも激しい競争にあるので似たようなプランが並んでいます。
なぜBIGLOBEモバイルなのか。
それは自宅が『BIGLOBE光 auひかり』だからです。
もともとスマホのキャリアがauだったので、セット割とキャッシュバック狙いで契約したものです。
auから楽天モバイルに乗り換えたときに、楽天ひかりに切り替えを検討しましたが、契約年数のからみもあって見送っています。
格安SIMを選ぶ基準の一つとして、自宅の光回線と同じ会社にすればセット割などのメリットがあるかもしれないので確認してみましょう。
例えば
- ソフトバンク光ならワイモバイル
- OCN光ならOCNモバイル
といった感じです。
その他で格安SIMなら
- LINEMO
- UQモバイル
- IIJmio
あたりも候補に上がりそうです。
よく使うエリアで繋がりやすいのがDocomoなのかauなのかSoftbankなのかによって『使用回線』もチェックしたほうがいいでしょう。
BIGLOBEモバイルのプランはこんな感じです。

出典:BIGLOBEモバイル https://join.biglobe.ne.jp/mobile/plan/
BIGLOBEモバイルが仕事回線で、基本的には着信メインなので通話オプションはつけませんでした。
専用通話アプリ『BIGLOBEでんわ』を使えば通話料金も安いようです。

出典:BIGLOBEモバイル https://join.biglobe.ne.jp/mobile/plan/
3ギガの通話シムで1年間700円、さらにビッグローブ光とのセット割で毎月200円引。
BIGLOBEモバイルはYou Tubeなど見放題の『エンタメフリー・オプション』が初回最大6ヶ月無料でつけることができます。
7ヶ月目以降でもたったの308円(税込)なので、動画視聴でデータ通信量が多い方にはオススメです。
現在メイン回線の楽天モバイルは1ギガまで0円で通話無料(楽天リンクアプリを使用)。
BIGLOBEモバイルで優先的にデータ通信して3ギガに収まれば、楽天モバイルの料金は0円になるので1ヶ月のケータイ代が500円(700円から割引200円)。
自宅で仕事をメインにしているので、Wi-Fi使用すれば1ヶ月3ギガ未満も不可能ではありません。
iPhone1台で2回線持つ方法
ということで私は現在iPhone11(SIMフリー)で
- メイン回線:楽天モバイル
- サブ(仕事)回線:BIGLOBEモバイル
になりました。
このように1台のiPhone(スマホ)で2回線持つことができます。
ちなみに上述したSmarTalkは解約していないので1台3回線の状態です笑
現在のスマホの多くがデュアルSIMに対応しています。
ちなみにiPhoneだとiPhone XSシリーズ以降がデュアルSIMに対応しています。
「よし!私も格安SIMに乗り換えて2回線持とう!」
その時に注意することがあります。
大手携帯電話会社で購入したスマートフォンは基本的にSIMロックがかかっています。
例えばDocomoで買ったスマホはDocomoの回線しか使えません。
「なんだって!乗り換え防止が仕組まれてるなんてひどい、、、」
しかし諦めるのはまだ早いです。
2014年10月に総務省により「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正案が発表され、2015年5月から携帯電話会社は利用者の求めに応じてSIMロックを解除しなければならなくなりました。
ですからSIMロックは解除することが可能です。
各携帯電話会社のサイトで手続きすれば、店頭に行かずにSIMロックが解除できます。
店頭でSIMロック解除を依頼すると手数料3,300円(税込)が発生するのでご注意を。
SIMロックを解除すればSIMフリーになり、どの携帯電話会社のSIMカードでも利用可能になります。
さてSIMフリーのiPhone(スマホ)でデュアルSIMが準備できたら2回線目の携帯電話会社を選びましょう。
ここでも注意点が。
日本国内販売のiPhoneはnanoSIMカードとeSIMにわかれています。
SIMカードという小さなチップがついたカードを見たことがある人も多いはずです。
このSIMカードを2枚挿入できるスマホと、1枚は挿入で2枚目は内蔵されたeSIMの書き換えというパターンがあります。
eSIMはネット上の手続きとスマホの設定だけですぐに使えるようになります。
eSIMはデジタルなSIM、これまでのSIMカードは物理SIMと呼ばれることが多いですね。
iPhoneには複数のeSIMを記録できますが、一度に利用できるのは 1 つだけです。
コロナで海外に行けていませんが、海外旅行の際に現地の安いeSIMを契約して気軽に使うなんてことができそうです。
話を元に戻しましょう。
iPhoneには物理SIM(SIMカード)が2枚入りません。
ですから私の場合、楽天モバイルを物理SIMで使っていましたがネットからeSIMに変更申し込みをしました。
- 『my楽天モバイル』アプリを開きます。
- 画面したの「契約プラン」をタップ
- 画面を下にスクロールし「各種手続き」の「SIM交換を申請する」をタップ
- SIM交換・再発行の理由「その他」、SIMタイプ「eSIM」をタップ
- 「交換・再発行を申請する」をタップ
- 内容を確認して「確定する」をタップ
楽天モバイルでは物理SIMからeSIMへの交換に費用はかかりません。
ネットの情報を見ながらその日のうちにサクッと交換が完了しました。
とは言いながらも始めてeSIM使うので
「本当にうまくいったのかな」
と楽天モバイルのSIMカードを抜いてちゃんと発信できたので安心しました笑
これでSIMカードスロットが空いたので、BIGLOBEモバイルをネットで契約申し込みしました。
数日後SIMカードが届き、iPhoneに挿せば無事に1台2回線に!
ちなみに私は
- BIGLOBEモバイルを『仕事』
- 楽天モバイルを『個人』
と名称をつけています。
iPhoneでは他にも『主回線』『副回線』『モバイルデータ通信』なども選べます。
他にもモバイルデータ通信をする回線を選択したり、デフォルト(標準)の音声回線も選択できます。
『設定』アプリを開き「モバイル通信」へ進めば設定可能です。
1台2回線使っていても、どの回線への着信か表示されるので安心してください。
まとめ
iPhone(スマホ)1台で2回線、しかも格安で持つことが可能です。
私は楽天モバイル&BIGLOBEモバイルで500〜1480円/月になりそうです。
楽天モバイルで通話無料のメリットを活かしつつ、BIGLOBEモバイル(格安SIM)で楽天モバイルが通信障害でも対応できて仕事用番号を持つことができそうです。
ちょっとした工夫で固定費である通信費(電話代)は大幅に削減可能です。
1ヶ月のデータ使用量や自宅にWi-Fiがあるのかによって選ぶべき格安SIMは変わってきます。
簡単に通信費を削減できるのはやはり楽天モバイルです。
電波や通話品質の評判がイマイチだったりしますが、デュアルSIMでサブ回線として試しに使ってみるのがオススメです。
記事を読んで
「おもしろかった!」
「役にたった!」
と思っていただけたらクリックを!
下部のコメント欄も書き込んでいただければうれしいです。
↓ランキングをチェック!