【必読】貯金できないあなたが読むべき本

渋沢栄一は聞いたことある、ではこの人を知っていますか?

本

あなたは本多静六という人物を知っていますか?

最近は渋沢栄一を知っている人は増えました。

2024年の上半期に新しく発行される予定の、新一万円札に描かれる人物ですね。

NHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公です。

本多静六は私の記憶では学校の歴史教科書には登場していません。

しかし、あなたが

  • なかなか貯蓄ができない
  • 投資、資産形成をしたい

と考えているなら本多静六を知っておくべきです。

本多静六は日本の林学者、造園家、株式投資家であり、日本の「公園の父」といわれています。

あなたの好きな公園や庭園の設計・改良に携わっているかもしれません。

日比谷公園、偕楽園、大濠公園、奈良公園などなど。

す、すごすぎますね!

渋沢栄一と本多静六は共に埼玉県出身で、近代日本史に残る偉人です。

そんなわけで、今回のテーマは『100年前の投資家、本多静六から学ぼう』です。

これを読むとあなたは、本多静六著『私の財産告白』の名言から貯蓄から財産を作る方法がわかります。


結論を一言でいうと、お金は雪だるま式に増やすことができる、ということです。

投資家、本多静六『私の財産告白』から学ぼう

読書

この本は、本多静六が85歳のとき、昭和26年に書かれた本です。

今から70年前、戦後間もない頃ですね。

実は私、ついこの前まで本多静六を知りませんでた。

きっかけはレオス・キャピタルワークスの会長で最高投資責任者の藤野英人さんがSNSで投稿していたからです。

興味が湧いて『私の財産告白』を手に取りました(実はまだ読了していませんけど)。

ちょっと文体が現代と違うので、最初読みにくいかもしれません。

ただ読んでいると、名言の宝庫であることに気づきます。

これは現代を生きるごく普通の会社員でも、本多静六の言葉に耳を傾ける価値はあります。

多くの名言がありますが、ここでは私が厳選した3つを紹介します。

収入の1/4を天引きにして貯蓄する

私は以前からブログやコラムで

「手取り収入の20%程度を貯蓄・投資に回すことを目標に」

と書いてきました。

その根拠の一つは、評論家の勝間和代さんの著書でそのような内容が書かれていたことです。

もう一つは私自身の感覚です。

私の場合は投資を始めてから手取り収入の20%以上を積立投資してきました。

ただ、それは会社の寮に住み、車を所有せず、独身であったことからできた部分が大きく、誰でもできることとは言いにくいものです。

そこで、感覚的には手取り収入の20%程度なら工夫と努力で可能なはず、と考えるようになったからです。

いくらでもいい、収入があったとき、容赦なくまずその四分の一を天引きにして貯金してしまう。そうして、その余の四分の三で、いっそう苦しい生活を覚悟の上で押し通すことである。これにはもちろん、大いなる決心と勇気が必要である。しかも、それをあえて私は実行したのである。

出典:本多 静六. 私の財産告白

少ない収入で1/4を貯金し、残り3/4で生活するのは大変です。

しかし、強制的に給料天引きして、最初からなかったものとして残ったお金でなんとかするのです。

覚悟を決めて実行するんです。

最初はとても地味なことからスタートするので

「本当にそんなことでお金を増やすことができるの?」

と思うかもしれません。

でもどんな物事でも土台が大事です。

金というものは雪達磨のようなもので、初めはホンの小さな玉でも、その中心になる玉ができると、あとは面白いように大きくなってくる。

出典:本多 静六. 私の財産告白

小さな雪玉も転がしていると少しずつ大きくなります。

しかも雪玉を止めることなく転がせば、大きな力を必要とせずさらに大きくすることができます(止まってしまうと転がし始めるのは力が必要ですね)。

あなたは収入を得るために働いていますか?

貯蓄が増えて財産と呼べるものができてくると、お金のために働くという感覚がなくなってきます。

いわゆるファイナンシャル・インディペンデンス(経済的独立)です。

  • 働いても働かなくてもどちらでもいい
  • 嫌々働く必要はない
  • 好きだから、人に喜ぶから働く

ということが可能になります。

そのブレンタノ博士が、私の卒業帰国に際して、

「お前もよく勉強するが、今後、いままでのような貧乏生活をつづけていては仕方がない。いかに学者でもまず優に独立生活ができるだけの財産をこしらえなければ駄目だ。そうしなければ常に金のために自由を制せられ、心にもない屈従を強いられることになる。学者の権威も何もあったものでない。帰朝したらその辺のことからぜひしっかり努力してかかることだよ」と戒められた。

出典:本多 静六. 私の財産告白

例えばあなたが1年間の生活費が300万円で、1000万円の貯蓄ができたことを想像してみてください。

仮に今の仕事をやめてもすぐに困ることはありません。

じっくり自分を見つめ直して転職活動することができるでしょう。

さらに1億円の財産ができたとすれば、贅沢をしなければこれまでよりも働く時間を減らし、そこそこの収入があれば暮らしていけると思えませんか?

資産を作るためにはまずは貯蓄から。

貯金とアルバイトの集積が、雪達磨の芯となって次第次第に大きくなってきたためである。つまりは、何人も「貯金の門」をくぐらずに巨富には至り得ないのである。

出典:本多 静六. 私の財産告白

貯金をバカにせず、まずは雪だるまの芯を作る。

財産、資産と呼べるものを作るにはここから始まります。

貯蓄がある程度の額になったら投資する

投資

私のブログ、コラムを読んでいただいていれば、貯蓄だけではお金は増えないことを理解しているはずです。

「やっぱり投資ってやったほうがいいんでしょうか」

のような相談を受けますが

「生活防衛資金(生活費1年分程度)を確保して、自分が取れるリスクの範囲で始めることをオススメします」

という回答になります。

間違っても、一気にお金持ちになりたくて全財産を株式に投入!なんてことはしないでくださいね、ということです。

「1円たりとも減らしたくない」

つまりリスクは取りたくないと言うのであれば、リターンも得られません。

財産を作ることの根幹は、やはり勤倹貯蓄だ。これなしには、どんなに小さくとも、財産と名のつくほどのものはこしらえられない。さて、その貯金がある程度の額に達したら、他の有利な事業に投資するのがよい。貯金を貯金のままにしておいては知れたものである

出典:本多 静六. 私の財産告白

「まずは貯蓄して投資をしなさい、貯金だけではほとんど増えませんよ」

と言っていますね。

元本保証の商品ではなく、リスクをとらないと増え方は小さいのです。

著書では株式と山林(土地)投資について書かれています。

この部分は時代背景も違いますし、個人の好みもあります。

本多静六の考え方として

何事にも「時節を待つ」ということだ。焦らず、怠らず、時の来るを待つということだ。投資成功にはとくにこのことが必要である。

出典:本多 静六. 私の財産告白

すでに投資をしている方なら、この言葉は思わずうなずいてしまうでしょう。

焦らず、怠らず、時の来るのを待つ

チャンスは必ずきますし、それを見逃さないようにアンテナを磨いて置かなければなりません。

貯金生活をつづけていく上に、一番のさわりになるものは虚栄心である

孔雀

貯蓄ができて、投資額も少しずつ増えてきたあなた。

働いて得る収入と雪だるま式に大きくなり始めたお金。

ここで次の試練が待ち構えています。

見栄を張りたくなるのです。

私は『高収入でも高支出ではお金持ちとは限らない』という話を良くします。

大手企業で課長くらいにもなると

「ちょっといいところに住みたいな」

「ちょっといい車に乗りたいな」

「子供は私立中学に行かせよう」

「年に1回くらいは海外旅行へ」

収入が増えるにつれて支出も増えている人がほとんどです。

貯金生活をつづけていく上に、一番のさわりになるものは虚栄心である。

〜中略〜

自分のネウチが銀もしくは銅でしかないのに、暮らしの方は金にしたい。金メッキでもいいから金に見せかけたい。こういった虚栄心から多くの人が節倹できないのである。

出典:本多 静六. 私の財産告白

コップに水を貯めてるのに、すぐに飲んじゃう人がほとんどなんです。

コップの水を飲むあなたはお金持ちになれない

お金を使うなというわけではありません。

何のためにお金を貯めていて増やそうとしているのか。

あなたが欲しいものは「周りからどう見られているかを気にしているから」が理由になっていませんか?

またお金があるように見せることで、それに近寄ってくる人も増えます。

いわゆる「金の冠をかぶった雀(すずめ)」です。

興味がある人は『タルムード』を読むことをオススメします。


中にはお金を貸してほしいという人も現れるかも知れません。

「借主となるなかれ、また貸主となるなかれ、貸主は金と友人を同時に失う」とシェイクスピアなどもいっている。

出典:本多 静六. 私の財産告白

お金があるように見せることにどんな価値があるのか。

お金を使う前に一度考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

風景

資産形成の第一歩は貯蓄から。

本多静六は収入の1/4を貯金すべし、と言っています。

雪だるまの芯ができれば、どんどん大きくすることができます。

100年前の投資家、本多静六の名言は現代でも活かせる投資哲学です。

やると決断すれば誰にでもできるレベルです。

あなたが簡単にできるのは、

①手取り収入の20~25%を貯蓄し、残ったお金で生活する。手取り30万円なら6~7.5万円は毎月自動積立などで強制的に貯蓄して、残りの22.5~24万円で生活する。

②生活防衛資金、つまりいつでも現金化できる預貯金などを生活費1年分貯める。または生活防衛資金を貯めつつ、積立投資を始める。積立投資はノーロード(購入手数料無料)、インデックスファンド、世界分散投資が基本です。

まずはここからはじめましょう。

貯蓄がなければ生活不安がつねにつきまといます。

まずは強制的に積立貯蓄からはじめてみませんか?

 

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