雨の日が待ち遠しい?日本ブランドの高級傘の魅力
目次
雨の日、好きですか?
梅雨は明けましたけど、日本は雨の多い気候です。
雨の日は服も靴もカバンも濡れるし、気分もちょっと憂鬱になりますよね。
「午後から雨かも」
と思えば折りたたみ傘をカバンに入れ、大事な革靴や真っ白なスニーカーを避けて出かける人も多いはずです。
ほとんどの人にとって雨=ネガティブなものです。
雨の日に出かけるのが楽しみになる方法はないのでしょうか。
ちょっと高級な傘を手に入れるのが一つの方法です。
お気に入りの服、靴、カバン、時計は持っているけど、傘はコンビニのビニール傘なんてことはありませんか。
大人になったら安物の傘を卒業して、ちょっと高級で高品質な傘を選んでみましょう。
高品質なお気に入りの傘を手に入れると雨の日が待ち遠しくなります。
皇室御用達の傘ブランド
と言いながらも、私がこれまで使用してきた傘はせいぜい5,000円程度でした。
「傘なんて壊れるし、失くしてしまうかもしれないから消耗品」
という気持ちも少しありました。
先日、妻に
「傘を買い替えたら?誕生日にプレゼントするよ」
と言われ、以前から気になっていた傘を調べてみました。
その傘ブランドは『前原光榮商店』
昭和23年創業で皇室御用達ブランドとして有名です。
他にも日本の傘ブランドは
などがあるようです。
高いデザイン性を求めるなら海外ブランドもチェックしましょう。
- 英国王室愛用の傘として知られる『フォックス・アンブレラ』
- デザイン性抜群のイタリアブランド『パソッティ』
- エルメス・ブリオーニ等の一流メゾンの生産も請け負う、イタリアの老舗『マリア フランチェスコ』
- エリザベス女王も愛用モデル 鳥かごのようなドーム型のフォルムが個性的『フルトン』
ただ雨に濡れなければいいと使っていた傘が、こんなにも個性的な世界があるとは驚きですね。
高級傘の魅力
私が選んだ傘はこの前原光榮商店の『ヴィジョン-ネイビー』です。
広島の本通りにある傘と洋服の店『フクマ』さんに行き、実際に手にとってサイズ・重さ・色合いを確認して選びました。
実際に前原光榮商店の傘を手に入れたのでその魅力について説明します。
16本骨でシルエットが美しい
先程の傘を見て気づいた方もいるかもしれません。
親骨という生地の縫いに添う主要な骨が、普通の傘は8本ですがこの傘は16本なのです。
親骨が多いと強風などに負けない丈夫さがあります。
また傘を広げたときに8本骨に比べてより円形に近くなり、雨に濡れにくくなります。
シルエットも和傘の雰囲気があって美しいですね。
デメリットは傘が重たくなることです。
しかしそこは軽量のカーボン素材を使った傘もあるので、実際に手にとってみるのがオススメです。
生地の張りがいいから雨音までもが美しい
16本骨でカーボンを使用していても、そこまで高価ではない傘も売っています。
高級傘は生地の張りが違うといいます。
素材の良さはもちろんのこと、裁断縫製に職人の技術を注ぎ込み雨音までもが美しいと言われます。
特に生地の裁断縫製は、傘の出来栄えを左右する最も重要な技術のひとつ。いくら高品質な生地・骨・手元があったとしても、生地の裁断縫製が良くなければ美しいフォルムの傘は仕上がりません。
職人は生地を裁つ際の型、裁ちの正確さ、ミシンの針の落とし方さえにも気を使います。
数ミリの誤差が生じるだけで、傘を開けた時の張りや音、フォルムに影響があるからです。出典:前原光榮商店オンラインショップ https://shop.maehara.co.jp/html/page4.html
常に手を触れる部分だからこそこだわりたい手元(ハンドル)
革製品が好きな人は、革の手触りの良さって魅力です。
ビニールと違ってしっとりやわらかい質感は手に馴染みます。
車のハンドル(ステアリング)も革製になれると、ビニールやプラスチックの質感と全く違って、自分の車なら満足感が違います。
それだけ手に触れる部分、触感って大事です。
使い込むほど手に馴染む素材がいいですよね。
前原光榮商店では木製の手元を中心に、様々な素材を選ぶことができます。
- 楓(かえで)
- 寒竹(かんちく)
-
籐(とう)
-
エゴノキ
-
マラッカ
-
コンゴ
-
ヒッコリー
-
アッシュ
-
さくら
-
ヘーゼルナッツ
-
牛本革
見た目も重さも価格も違うので選ぶのも悩みますね。
天然素材ならではの経年変化を楽しめるのもうれしいところです。
高級傘のお手入れ
せっかく手に入れた高級傘のお手入れは知っておきたいですね。
と言っても特別なメンテナンスは不要です。
注意することは
- 使用したら日陰(室内でOK)でしっかり乾かす
- 雨が続くならできれば連日使用は避ける。
雨の翌日に天気が良ければ日干ししたくなりますが、生地が痛みやすいので日陰で干します。
連日使用を避けるのはなかなか難しいですが、長く使うためには覚えておきましょう。
革靴も1日はいたら最低2日は休ませるのと似ていますね。
あとは手元(ハンドル)を靴箱に引っ掛けて保管するのも避けたほうが良さそうです。
もちろん傘を杖がわりにするのは厳禁ですよ。
まとめ
大人になったら品質の良いものを大事に長く使いたいですね。
これまで紹介したものだと
- 靴
- 時計
- 万年筆
など、大切に使えば長く使えるものです。
良い傘を手にすれば乱暴に扱うことなく、失くさないように気をつけます。
品質の良い傘があれば、うっとおしい雨の日もお出かけが楽しくなります。
職人が手作業で丁寧に作り上げた傘、大事に扱えば長く使えることを思えば決して高価ではありません。
と言っても自分で買うとなるとなかなか思いきれないかもしれません。
そう考えるとプレゼントすると喜ばれますね。
自分にとって「ちょっと高いかな」と思う傘を愛用して、雨の日も楽しんでみてはいかがでしょうか。
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