あなたが欲しいのはお金?それとも、、、
資産形成してお金持ちになるぞ!で、なんのために?
「お金持ちになりたい!」
日本ではお金のことを口にするのはあまり良くない文化があります。
そんななかでもお金を手に入れたい気持ち、わたしは悪くないと思っています。
ではなぜあなたはお金持ちになりたいのでしょうか。
猛烈に忙しくなって、家族との時間がなくなって、健康に不安を抱える状態になってでもお金が欲しいのでしょうか。
きっと違うはずです。
しあわせな人生を過ごすためにお金が必要だと考えてるはずです。
そのしあわせな人生を過ごすために本当にお金が必要なのでしょうか。
ここをよく考えたほうがいいです。
「お金がないよりあったほうがいい。だからお金が欲しい」
これではお金が目的の人生になってしまいます。
そうではなくて
「自分の理想の人生を思い描いたときに、ある程度のお金が必要」
こう考えるならお金が目的ではなく、お金が手段であり道具になります。
もしかすると理想の人生にあまりお金は必要ないことに気がつくかもしれません。
田舎で少ない収入でも自給自足でのんびり暮らすのが理想なら、それはそれで素晴らしいことです。
お金は上手に使えば自分や周りの人を喜ばせたり助けたり幸せにすることができる道具です。
お金には「何かと交換できる」、高い安いがわかる「価値をはかる」、そしてお金のカタチでとっておける「貯める」という3つの機能があるのです。
出典:いま君に伝えたいお金の話 村上世彰著
メキシコの漁師
有名な話なので聞いたことがある人もいるでしょう。
読むとはっと気付かされる人もいるかもしれません。
とても魚釣りが好きな漁師がいました。
漁師は好きな時間に起きて、釣りをして、子供や友達と遊んで楽しく過ごしていました。ある日、あるビジネスマンがその漁師のそばにやってきて言いました。
男:「やあ、すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの?」
漁師:「そんなに長い時間じゃないよ」
男:「へぇ、君は魚釣りが得意なようだね。せっかくならもっと働いてみたらどうだい?」
漁師:「自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だよ」
男:「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの?」
漁師:「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、
女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」男:「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、
きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
部下を雇ってもっと売り上げがでたらボートも買おう。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめて自前の水産品加工工場を建てて、ビジネスを大きくする。
その頃には村を出てロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ。そうすれば老後もお金ができるよ」漁師:「なるほど、そうなるまでにどれくらいかかるのかね?」
男:「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」
漁師:「へぇ、それからどうなるの?」
男:「そしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、
奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。 どうだい?すばらしいだろう」引用元:メキシコの漁師とMBA持ちの男の話https://peylisting.com/2018/09/07/fisherman-mba/
お金を手に入れれば本当にあなたが望む人生なのか考えさせられますね。
わたし達は資本主義経済にどっぷり使っているので、より便利で快適な物やサービスが欲しいという気持ちにさせられています。
もちろんそれがダメだというつもりはありません。
物やサービスが売れなければ経済が回りませんからね。
わたしは誤解を恐れずにいえばお金が大好きです(笑)
ある程度お金があるほうが、自由でやりたいことのほとんどを実現できるからです。
安全で快適な環境で暮らしたいですしね。
なのでお金を増やすことを勉強して実践し続けています。
お金のために働くのではなく、お金に働いてもらってます。
もちろん、まだまだ金融資産だけで暮らしていけるほどではないので仕事をしています。
個人事業主なので働く時間も休日も自由ですし、やりたくない仕事をことわることもできます。
会社員の頃は、お金のために好きでもないことを我慢していた部分がありました。
今は、「ごく普通の人がお金の悩みや不安から開放されて、自由で豊かな人生を過ごせるよう支援する」のがわたしの仕事です。
友人から
「自由でいいねぇ」
と言われることがありますけど、自由になるために努力したんです。
少しずつ金融資産を作って、会社を首になっても、会社が倒産しても、自立して生きていけるように行動しただけです。
お金のために好きでもない嫌なことを仕事にしている人も多いでしょう。
お金のためと割り切るなら、仕事以外の時間は自分らしく好きなことをして過ごせる人生にしてもらいたいです。
あなたの理想の人生を思い描いたときに、どのくらいお金が必要ですか?
理想の人生がイメージできたら、それに必要なお金をどうやって手に入れるかを考えて行動しましょう。
自分が働くだけでなく、投資をするのも一つの手段です。
転職や副業で収入を増やすのも手段の一つです。
コロナでこれまでの常識がくつがえされているので、今が人生の転機になるかもしれません。
目的と手段はこんなことも
お金を得ることが目的じゃなくて手段である、という話をしてきました。
これって受験や資格も同じではないでしょうか。
合格することが目的ではないはずです。
何か達成したい夢や状態を実現するための手段のはずです。
ところが合格がゴールになってしまっている人が多いんですよね。
合格したその先が見えていないと、合格したあと前に進む意欲を失ってしまいます。
なぜその試験を受けるのか。
合格するとその先の目標にどれだけ近づけるのか。
わたしが所有するFP資格だって、とればお金を稼げるものではありません。
実はFP資格を持たなくても「ファイナンシャルプランナー」と名乗ることは可能です。
※「○級FP技能士」と名乗ることができるのは資格所有者のみ
弁護士や税理士のように独占業務がないので、自分で顧客を獲得しなければ1円も稼げません。
それでもなぜ取得したのか。
それは資格取得のために勉強した内容が、お客さんの悩みや不安を解決するために役立つ知識が身につくからです。
もちろん合格して終わりではなく、新しい知識を身につけるために金融関係や法改正のニュースもチェックしたり、書籍を購入して読んでいます。
あなたのその受験、資格は目的を達成するための手段になっていますか?
まとめ
口には出して言わないけど、みんなお金が好きなはずです。
でもお金の奴隷ではなく、お金の主人になって上手に使えるようになりたいですね。
お金は便利な道具ですから。
お金が目的ではなく、お金は手段としたほうが、自分の理想の人生が見えてきます。
もしかするとあなたには1億円もいらないかもしれません。
自由で安心・安全で家族と笑顔で暮らせるなら、それだけでしあわせだったりしませんか?
理想を実現するためにはもっとお金が必要、と気がついたなら投資や資産形成が一つの手段となります。
学んで実践すれば少しずつ理想に近づくことは可能です。
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