【投資初心者向け】個人投資家がオススメする投信はこれだ!
目次
投資信託を始めてみようと思うけどどれを選んだらいいの?
「将来に備えて投資を始めてみようと思う」
「株よりも投資信託が初心者向けらしい」
「え?投資信託って日本で6000本もあるの?」
「どれを選べばいいのかわからない、、、」
今の時代、インターネットで調べればあるていど選ぶべきものは絞れます。
でも情報をどこまで信じていいのかわかりませんよね。
そこでみなさん参考にするのがランキングです。
ネットショップでも人気ランキング上位だと安心しませんか?
みんなが選んでるなら大丈夫だと。
では投資信託の販売ランキングを参考にすればいいのでしょうか。
これは注意が必要です。
わたしからすれば金融機関の販売ランキングや、投資信託の純資産総額ランキングを見ると
「投資初心者が資産形成を始めるのに選ぶべき商品ではない」
そんな投資信託が上位を占めています。
「え?でも人気があるからいいんじゃないの?」
いいえ、売れてる=安心ではありません。
必ずしも金融機関があなたのことを思って商品をすすめてくれるとは限りません。
- 金融機関がもうかるけど、あなたはもうからない商品
- 金融機関がもうからないけど、あなたはもうかる商品
どちらかと言えば前者の商品をすすめられる可能性が高いです。
投資の知識がないけど資金を持っている人が窓口販売に行くことが多いです。
たとえば退職金を得た人が銀行に行くと
「低金利ではお金は増えませんよ」
「毎月分配金が入りますよ」
などと言って購入手数料が3%も取られて、信託報酬が2%以上のとんでもない投資信託を買わされることもあります。
学びながら実践している個人投資家が選んでいる投資信託は?
ではわたしのような個人投資家が選んでいる投資信託は人気がないのでしょうか。
いいえ、長期で資産形成を志している個人投資家が支持する投資信託は着々と純資産総額が増えてきています。
個人投資家が選ぶ投資信託はどんなものか。
たとえば大手ネット証券のランキングを見ても良いでしょう。
ネット証券では窓口販売がないので、個人が投資を勉強して選んでいる人が多数です。
大手銀行と大手ネット証券の投資信託ランキングを比較すると
ずいぶん内容が違うことがわかります。
とくにつみたてNISAを含めた積立で購入されている投資信託のランキングは、低コストで世界経済に分散投資できるものが選ばれているので参考になります。
ファンドオブザイヤー2020の結果
それからぜひ注目してもらいたいのが
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year
です。
投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼ら彼女らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
出典:投信ブロガーが選ぶ! Found of The Year http://www.fundoftheyear.jp/2020/
2007年から始まり、2020年の結果が先日発表されました。
わたしも投票しました。
総投票数190、有効投票数185
1位から10位の結果はこちらです。
昨年に続きeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)が2位を大きく引き離して1位になりました。
業界最低水準の運用コストであるeMAXIS Slimシリーズは昨年も10位以内に4本、今年は5本ランクインです。
10本を分類すると
インデックス(パッシブ)型:8本
アクティブ型:2本
となっていて、低コストな投資信託が表を多く集めています。
わたし自身もこの中で言えば
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- セゾン・ヴァンガード・グローバルバランスファンド
- ひふみ投信
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
を積立投資しています。
長期でじっくり資産形成をしたいなら参考にしてよいランキングです。
セゾンとひふみは独立系運用会社です。
資産が育つのは時間がかかる
これらの中から投資信託を選んで、これから積立投資を始めても、資産が大きく育つのには時間がかかります。
積み立てた翌日から大暴落する可能性もあります。
それでも5年、10年、暴落しているときも高騰しているときも
コツコツ淡々と積み立てを継続することが重要です。
なので
「いつから始めたらいいですか?」
と聞かれれば
「今日から始めてください」
と答えます。
1年間で投資したお金が倍増することなんてまずありません。
小さな苗から育てて果実を得られるまで時間がかかります。
日本ではまだまだお金が預貯金として眠っています。
30年間で先進国の中でどんどん置いていかれています。
そのことに気がついていない人がほとんどです。
このままでは日本の未来が明るいとはとても思えません。
人口は減少し、高齢者が増えることは確実です。
移民を受け入れるのも反対派が多数でなかなか実現しません。
国が助けてくれると思っているならそれは甘えです。
このままでは日本がまずい、そうやって自分ごととして考えるべきです。
「日本はまだまだ世界でイケてる」
なんて寝ぼけているなら早く目を覚まさなければいけません。
世界から見ればすでに「安い国ニッポン」なのです。
残された時間はあまり多くありません。
会社から言われた仕事をまじめにやってるだけではなかなか給料は増えません。
静かに物価は上昇していますし、社会保険料も税金も増えています。
いまからでも資産形成を始めておくことはリスク分散として必要ではないでしょうか。
日本人がお金について正しく学んで、眠ったままのお金の一部でも投資にまわせば、衰えていく日本に歯止めをかけることができます。
まだまだ日本では「投資はあやしいもの」と思われます。
日本人が当たり前に投資して資産形成をする
そんな時代になるためにわたしは啓蒙活動を続けていきます。
まとめ
初心者が選ぶべき投資信託は金融機関の販売ランキングではありません。
自ら学び長期で資産形成をしている個人投資家が選ぶものを参考にするべきです。
ファンドオブザイヤーのランキングを参考にするのはありです。
それぞれの商品は少しずつ目論見書を読んで中身を理解していけばOKです。
いつも言いますけど、勉強してから始めるのでは遅いです。
始めてから勉強してください。
そういう意味でも、いきなり全資産を投入せず、なくなっても困らない範囲で始めましょう。
学んでから走り始めるのではなく、学びながら走る。
不安な気持ちはわかります。
でも走り出さなければ何も始まりません。
誰かが何とかしてくれると思うのは甘えです。
自分で考えて自分で行動しなければ未来は変わりません。
一歩踏み出せばあなたも個人投資家の仲間入りです。
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