車が自動運転になる未来はどうなるか想像してみます
20世紀に自家用車は普及した
わたしたちの生活に車はなくてはならないものになっています。
特に地方では車のない生活なんて考えられないという人も多いはずです。
ガソリンで走る乗用車は20世紀に一気に増えました。
日本では1970年頃から自家用車が普及していきます。
車はどんどん高性能になって、現在は電気自動車と自動運転の車が少しずつ増えています。
こうなってくると
「速い車に乗りたい」
「運転がうまくなりたい」
「カッコいい車に乗りたい」
という人がどんどん減ってきます。
「快適な空間で目的地まで運んでくれる部屋」
のような車が増えていくことが想像されます。
完全自動運転になれば、そもそも前方を見ている必要もないので
センターテーブルがあって向かい合って座るようになるかもしれません。
無人のタクシー、トラック、移動販売車などが登場するでしょう。
ネットで頼んだ商品が自宅まで無人の車で運ばれてきたり
クリーニングなどのサービスも自宅まで無人の車が回収にやってくる
こんな未来になるのはそう遠くないかもしれません。
車好きは絶滅してしまうのか
車が好きな男性って多いですよね。
もちろん女性でも車好きはいますけど、圧倒的に男性が多いです。
- 車のことを語りだすと止まらない
- 車にいくらでもお金をかけてしまう
- エンジン音だけで車種がわかる
- 乗りたい車のことを考えてるだけでワクワクする
こんな人ってたくさんいますよね。
わたしもカーマニアではないですけど車好きです。
やっぱりカッコいいじゃないですか。
美しいデザインに上質な内装、エンジン音、力強い加速
運転する楽しさ、走る喜び
男は子供の頃から車が大好きなんです(笑)
でも車が電気自動車になり、自動運転になっていく将来はどうなるのでしょうか。
快適な部屋のような空間で、自動で走る四角い電気自動車が大好きになるでしょうか。
きっとなりませんよね。
いつのまにか車は
「移動する、物を運ぶためのもの」
になっていくでしょう。
馬力がどうとか、エンジン音がどうとか、カスタムパーツがとか
そういうものではなくなっていきます。
すでに日本で人気がある車は
広くて荷物がたくさん積める四角い車が支持を集めていると思いませんか?
- 荷物はあまり積めないし
- 2人しか乗れない
- 燃費が悪い
でも
- 美しいデザイン
- 官能的なエンジン音
- 強烈なパワー
というようなスーパーカーはどうなってしまうのか。
わたしは激減していくけれど、コアなファンが大金を使ってでも乗ると考えています。
スーパーカーが好きな人は
「移動することが目的ではなく運転そのものを楽しんでいる」
からです。
例えるなら
快適に走る自動車があるのに乗馬をするようなものです。
自動車のほうが馬より早くて快適に移動できるけど
乗馬は車にはない魅力があります。
なのでこれからの時代はマニュアルシフトのガソリンで走るスーパーカーに乗るのは
乗馬のように趣味と言う位置づけで愛され続けるのではないでしょうか。
手間を楽しむ
現代の生活は手間がかかることや、ムダなことはどんどんやる必要がなくなっています。
ご飯はスイッチを押せば炊けますし
洗濯もボタン一つで乾燥まででるようになって
お風呂もボタン一つで丁度いい温度でキープしてくれます。
100年前の生活を想像してみてください。
ものすごく手間がかかることがわかりますよね。
そして近い将来、車は声だけで目的地に連れて行ってくれるようになります。
こんな便利で手間がかからない時代だからこそ
手間を楽しむという発想が人間を豊かにしてくれるのかもしれません。
マニュアルシフトの車なんて両手両足を使って運転するんです。
「自動運転あるのになんでそんなめんどくさいことするの?」
といっても車好きな人は運転することを楽しんでいるんです。
文章を書く場合はどうでしょうか。
すでに音声入力もできますし、わたしはいまパソコンのキーボードで文章を書いています。
これをボールペンで書く
もっと言えば万年筆を使って書く
さらに言えば筆を使って墨をすずりですって書く。
どう考えても手間ですよね。
しかしそこには間違いなく奥深い世界があります。
アウトドアで炭火を使って調理するのも、好きな人にはたまらなく楽しい時間です。
現代生活でことごとくムダをやめて自分の時間を作ったら、
生まれた自由な時間で手間を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
まとめ
近い将来、ガソリン車は激減して電気自動車になり自動運転になっていくでしょう。
多くの人にとって車は移動するための手段という認識が高くなっていきます。
しかし車の運転そのものを楽しむ人は、ガソリンで動く自動車を自分の両手両足で操ることに喜びを感じます。
あらゆるものが効率化されていくなかで、ムダや手間を楽しむというのが現代の贅沢な生き方なのかもしれませんね。
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