コロナショックで失業、収入減!?家計防衛を考える
目次
新型コロナウイルス関連倒産はこれから?
新型コロナウィルスの影響でインバウンド(訪日外国人)は激減しました。
外国人で溢れていた観光地は閑散としている映像をみた人も多いでしょう。
ここ数年、中国人観光客から恩恵を受けていた観光業のホテル、旅行会社、バス・タクシーは影響をまともに受けています。
イベント・外出の自粛による影響で飲食店はかなり厳しい状況です。
中国からの物流が途絶えて製造業や建設業にも影響が出ています。
新型コロナウィルスに直接関係がないように思える業界でも、中国からの部品供給が遅れて生産ができない、という状況が起こっています。
すでに関連倒産が起こり、派遣切り、内定取り消しなども起こっています。
不安をあおりたくはありませんけど、感染が収束しなければ、本格的に企業に影響がでてくるのはこれからです。
「自分の仕事には関係ない」
と思っていても、思わぬ形で影響がでるかもしれません。
リスクに備えるという点で
「失業、収入減になっても家計防衛する方法」
を考えておいて損はありません。
長期戦にそなえるなら固定費を見直す
新型コロナウィルスの感染拡大が収まっても、経済がもとに戻るには少し時間がかかります。
いつまでこの状況が続くかわからないのですから、世界中が不安な状態です。
すでに世界のニュースで大規模解雇が報道されています。
もはや他人事ではない状態で私たちができることを考えておかなければいけません。
もっとも避けたい失業ですけど、会社員で失業した場合は、雇用保険の失業給付制度が利用できます。
会社都合の解雇であれば最低でも90日、最長で330日の給付です。
解雇よりはマシですけど、自宅待機などが増えてしまい最低保障の給与になってしまうと、これまで通りの生活では支出が収入を上回ってしまいます。
一時的であれば貯蓄をけずってしのぐことができますけど、「収入<支出」の赤字状態を脱したいところです。
節約するといっても食費や光熱費では大きな削減はできません。
もし現状で家計の支出割合が把握できていないなら家計簿アプリがオススメです。
よく言われることですが固定費の削減は大きな効果があります。
削減しやすいものは
- 生命保険
- 通信費
- 車
です。
生命保険
日本人にとって生命保険は不動産に次ぐ大きな買い物と言われることがあります。
日本という国は現状で見れば社会保障が充実しているのに「本当に必要なのか」をちゃんと考えたことありますか?
わたしは生命保険に1円も払ったことがありません。
住宅ローンを組んだので団信(団体信用生命保険)に強制加入させられたのみです。
生保にお金を託すくらいなら、自分で資産形成することを選んだだけです。
通信費
20年前の家計消費支出と比較をすると、支出全体は減っているのに増えている項目が2つありました。
医療費と通信費です。
スマホが普及して意外と大きな支出になっています。
大手キャリアと呼ばれる(NTTドコモ、au、ソフトバンク)を利用している人の平均が約8,000円です。
利用者が増えている格安SIMを利用している人の平均が3,000円程度です。
その差1ヶ月で5,000円、年間で6万円も差がでます。
私は検討した結果、大手キャリアのままですけど、プランの見直しなど検討して見る価値があります。
車
都会に暮らす人は車を持たなくても生活ができます。
地方に暮らすと車は生活必需品です。
といっても1人1台絶対に必要なのか?くらいは考えたほうがいいです。
残念ながら日本では車を所有するだけでたくさんの税金が取られる仕組みになっています。
言ってしまえば車を持っているだけでお金を吸い取られています。
自分の意思で好きな時に好きな場所にいけるとても便利なものです。
でも1台手放すだけで大きな支出削減になります。
公共交通機関、レンタカー、カーシェア、自転車、バイク、タクシーなどなど
工夫をすればちょっと不便だけど車の所有よりもずっと支出が抑えられる可能性があります。
私は会社を辞めて通勤がなくなったので愛車を手放し、コンパクトカー1台になりました。
生活水準は簡単にはおとせない
やれば支出を減らせることがわかっていても、そう簡単にできません。
便利な暮らしになれていたら、不便な生活は嫌ですよね。
まわりにお金持ちに見られていたのに、車を手放すなんてカッコ悪い、と思うかもしれません。
価値観は人それぞれなので
「こうしなければいけない」
という正解はありません。
見栄を張りたい人もいれば、質素な生活で大丈夫な人もいます。
とにかく「収入>支出」を守る方法を知っておくことです。
日本人はまだまだどこか甘えている人が多いです。
国や会社がなんとかしてくれるはず、と考えているからです。
政府の対応はまだハッキリわかっていませんけど、
麻生太郎副総理兼財務相は、経済対策について
「現金給付や消費減税は財務省で検討していない」
と否定的です。
現時点で貯蓄がないなら、今からでもできることをしておくべきです。
世の中が変わるきっかけになるかもしれない
重い話ばかりになりましたけど、よく言われるようにピンチはチャンスです。
新型コロナウィルスの感染拡大をきっかけに世の中が変わるチャンスに感じています。
リモートワーク(在宅勤務)の可能性が一気に広がりましたし
収入が減るなら支出が少ない暮らしが見直されます。
田舎に暮らし、ネットさえつながれば、わずかな収入で自由を手に入れる人が増えると予想しています。
「そんな簡単に今の仕事を辞められないよ」
というあなたは思考停止しています。
このサイトを見てみてください。
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いま、思わぬ形で自由な時間が手に入った人はチャンスです。
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