コロナショックで観光業、飲食業は大打撃
外出を控えるべき状況であることは承知で
連日コロナショックについて書くのは正直気が引けました。
先日お伝えしましたように、いま私は北海道函館に来ています。
北海道は緊急事態宣言が発表されたこともあって、直前までどうするか悩みました。
どんなに気をつけていても、どこで感染するかわかりません。
感染してしまうと知らないうちに他の人に感染させてしまいます。
ただ、私はふだん自宅で仕事をしていて外出することがほとんどありません。
そういう点でいえば感染したとしても、多くの人に感染させてしまう可能性は低いです。
先週、宿泊予定のホテルやスキー場に確認の問い合わせをしてみたところ
「お店を閉めているところもあって人は少ない。でもぜひ来てください」
とのことでした。
わずかながらでも応援したいという気持ちがあったので、函館に行くことにしたのです。
観光業、飲食店などは大打撃をうけています。
お金は経済の血液です。
血液がめぐらなければ異変が起きはじめます。
投資、募金、寄付、消費などとにかくお金を巡らせなければなりません。
とにかくどこに行ってもガラガラ
飛行機で広島から羽田、羽田から函館に飛びました。
平日とはいえ飛行機は搭乗率20%以下でガラガラです、、、
羽田空港も信じられないくらい人が少なかったです。
昨夜行ったお店も1階には最初から最後まで私一人でした(2階はお客さんがいたかどうか未確認)。
お店の人に話を聞くと
「歓送迎会は全部キャンセルになりました」
とのこと。
「漁師から買ってくれと連絡があるけど、お店もお客さんが来ないのに買えないですからね」
「夏ぐらいまではこんな状況がつづくかもしれないと覚悟しています」
と言っていました。
聞いているのがつらくなります。
今日はスキー場に行ってきました。
2,000台収容の駐車場には車が30台くらい、、、
チケットカウンターのお姉さんに聞くと
「普段なら海外からのお客さんが多いけど、今はゼロですね」
ゲレンデに行ってみると、、、
山頂までゴンドラで登って、麓まで降りてくる間に人を目撃するのが4,5人です、、、
新雪もたっぷりで広くて素晴らしいゲレンデなのに残念です。
人件費、リフトなどを稼働させる電力を考えれば営業すればするほど赤字なのではないでしょうか。
192席あるというレストランも昼食時にもかかわらずお客さんは2組だけ。
シャトルバスで近くのJRの駅まで送ってもらったんですけど、乗客は私だけ、、、
函館に戻って、ホテル近くを軽く散策してみると
普段は大勢の観光客で賑わっているであろう函館朝市どんぶり横丁市場。
おそらくお店を開けていてもお客さんが来ないためにこのような状況になっているのでしょう。
ピンチを乗り越えるしかない
このままいくと日本経済の実質成長率はこれまでに見たことがないような大きなマイナスになるでしょう。
2019年10月-12月が消費増税と大型台風の影響で前期比-6.3%でした
新型コロナウィルスの影響がいつまでつづくかわかりません。
とにかく今はこのピンチに耐えて乗り越えるしかありません。
大企業と違って小さな会社やお店は本当に苦しい状況になります。
働く私たちの収入が減るなかで、経済にお金を回すことは簡単ではありません。
今回を教訓に日頃から備えをしておくことが大切ではないでしょうか。
個人であれば収入を得る方法が複数あったり、貯蓄や資産を築いておくことです。
しかしいくらお金があっても仕方ないとも言えます。
今回マスクやトイレットペーパーが店頭からなくなりました。
もっとパニックになると水や食料や電池も店頭から消えます。
そうなるともはやお金はタダの紙切れになります。
日本は地震や台風などの災害が多い国ですから、水、食料、電池、衛生用品などは日頃から備蓄しておくべきですね。
そのようなことも今回のことから学ぶことがあります。
リスクを最小限にコントロールする、投資家が常にこころがけていることです。
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