コロナショックで大損!?初心者向け投資の話
ドーンと下がってるけど慌てないで!
先日はNYダウ平均株価が前日比1190ドル95セント安の2万5766ドル64セント、下げ幅は過去最大を記録しました。
7日連続の下落で、下げ幅は3500ドル以上になりました。
これは下落率でいうと10%をこえました。
そして昨日は1293ドル96セント上昇して、1日の値上がり幅として過去最大を記録しました。
さすがにこれだけ乱高下すると投資初心者は気が気じゃないでしょう。
結論を言うと、投機ではなく投資で資産形成をするのであれば慌てる必要はありません。
リーマンショックでは株価は約半分になりました。
リーマン級以上になるとも言われているので、まだまだ下がるかもしれません。
でもあまり心配しすぎることはありません。
長い目で見れば良い時も悪い時もありますから。
ハッキリ言ってしまえばここ数年があまりにも良すぎたんです。
ここ数年で株や投資信託を買っている人はほぼ100%儲かっているはずです。
永遠に上がり続けるなんてありえません。
数年に一度暴落して適正価格になります。
なので、こういう混乱したときに慌てて売ってしまう人が典型的な投資に失敗する人です。
このブログを読んでくれているなら積立投資をしているはずです。
あなたがどうしても怖いというなら
- 積立額を減らす
- 積立を一旦中止して様子を見る
のどちらかにしてください。
でもリターンを得るためには積立の継続が最も大切なことです。
私はリーマン直後の数年間は保有していた投資信託の評価額はずっとマイナスのままでした。
投資を始めたばかりで
「本当にこのまま毎月積立てで大丈夫なんだろうか」
と不安でした。
でもあのとき積立投資を継続していたからこそ、現在まで資産が育ってくれています。
もちろん、今回の下落で私の保有する投資信託の資産価額も下がっていますよ。
現時点で約8%下がってました。
それでも昨年の上昇率よりも今回の下げ幅のほうが少ないんですから。
これは私が保有するセゾン投信の1年間の資産価額推移です。
今回の下落のインパクトは大きいですけど、それでも1年間でみればこのくらいです。
もっと長期でグラフを見れば、今の下落幅はまだまだ小さいです。
未来のことは誰にもわからない
今回の新型コロナウィルスがいつおさまるか、まだ誰にもわかりません。
もしかするともっと感染が拡大するかもしれません。
オリンピックだって中止になる可能性もゼロではありません。
不安の連鎖で株などの売りが殺到するのはいつの時代も同じです。
たしかに短期売買(投機)をする人には素早い判断が重要です。
でも投資をする人は未来を信じて資金を投じているはずです。
地球の人口はこれからも増えるはずですし、もっと便利な世の中になっていくはずです。
経済活動は止まらないはずなんです。
それを信じているから投資をしています。
今回の新型コロナウィルスで一時的に人口が減少するくらい亡くなるかたが増えるかもしれません。
しかし人類はこれまでにも多くのピンチを乗り越えてきています。
これからも戦争、災害、疫病などで人々が不安になることが間違いなく起こるでしょう。
どんなに困難なことが起こっても、立ち向かう人たちがあらわれます。
困難に立ち向かおうとする企業から、不安に流されて資金を引き上げてしまうのはいかがなものでしょうか。
こんなときこそ資金を追加投入するのが本来の投資家の仕事のはずです。
子供が何か壁にぶつかったときに、応援して支えるのは親の役目です。
そこで
「この子はもうダメだ」
と手を引っ込めるのはおかしくないですか?
「頑張れ!」
と立ち上がるのを応援するんじゃないでしょうか。
不安になる気持ちはよくわかります
投資を初めてまだ経験が少ないと当然不安になります。
ネット証券で口座を開設して積立投資をしていると、身近に相談できる人もいません。
といっても銀行や証券会社に相談にいくこともオススメしないのは繰り返し言っているとおりです。
そういう意味では長期投資は孤独な旅だなと思うことがあります。
身近に長期投資を行っている人がいなくて、相談できる人もいません。
私は5年くらい前に長期投資で資産を築いた師匠に出会うことができました。
すでに上手くいっている人からのアドバイスというのはやはり心強いです。
ネットにも良質な情報がたくさんある反面、初心者をカモにするような情報もあふれています。
あなたが長期投資を志したのであれば、今回の騒動に慌てることなく落ち着いて行動してください。
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