新型コロナウィルス対策でやってはいけないこと、やるべきこと
過剰に不安にならないこと
念の為に言っておくと、私は医療関係者でも学者でもありません。
この記事で言いたいことは
- 過剰に不安にならない
- 基本的なことをする
たったこの2点です。
26日、政府は新型コロナウイルス対策として
「今後2週間はスポーツや文化に関するイベントの開催について中止・延期などの対応をとるように」
と発表しました。
これ以上感染を拡大させないための異例の措置です。
24日に発表された厚生労働省の見解で
「これから1-2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となります」
新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解(厚生労働省)
これを受けて2週間は人の動きを抑えて、なんとか感染を封じ込めたいということでしょう。
この状況で私たちがやってはいけないことは過剰に不安にならないことです。
メディアの報道があまりにも不安を煽っているように感じます。
もちろん高齢者や小さな子どもや妊婦さんにとっては絶対に感染を避けたいです。
ただ私たちが取るべき行動は
- 人混みを避ける
- 手洗いうがいをする
- 睡眠、食事、運動で免疫力を高める
といったインフルエンザ感染予防と変わらないものです。
ネットでさまざまな情報が飛び交っているので、何が本当で何が嘘かわからなくてパニックになっている人がいます。
不安が不安を呼ぶことになるので情報に振り回されすぎないことが重要です。
「新型コロナウィルスの感染予防にお湯を飲む」というデマを安易に信じてしまって情報が拡散されています。
政府の対応が遅いとか悪いとか言いたい気持ちもよくわかります。
それでも混乱を抑えるためにも、今の状況であれば厚生労働省から発表される情報をチェックすることです。
「新型コロナウイルスに関するQ&A」に目を通しておけば、多くの不安を取り除くことができるはずです。
経済的影響の不安
新型コロナウィルスによるイベントなど自粛や縮小は
- 東京マラソンの一般参加中止
- 天皇誕生日の一般参賀中止
- プロ野球オープン戦の無観客試合
- ライブ、コンサートの延期・中止
- 合同企業説明会などの中止
ぱっと思い浮かぶものだけでもこれくらいあります。
確かに不特定多数の人が集まるイベントは、今の状況を考えれば無理に開催すべきではありません。
他にも歓送迎会がキャンセルされたり、あらゆるイベントが中止になりつつあります。
私は先週行く予定だった投資信託の運用報告会が中止になり、来月行く予定だったアーティストのライブが中止になりました。
日本全国であらゆる行事が中止や縮小になることで、経済的影響は相当大きなものになります。
人が動かなくなることで、宿泊施設や飲食店は大打撃になるでしょう。
中国から部品や材料を調達している製造業も生産縮小しています。
中国からの観光客が激減しているので観光産業も大きな損失になります。
日本の2019年10~12月期実質GDP速報値は、年率換算で-6.3%減でした。
これは消費増税と台風被害による影響が大きいと考えていいでしょう。
2020年1〜3月期は回復するであろうと思われていました。
しかし新型コロナウィルスの影響で今期もマイナスとなる可能性がでてきました。
少なくともオリンピックまでは景気を維持させたかった政府の思惑どおりにはならず、景気後退の局面になりつつあります。
私個人としてはオリンピックは予定通り開催されると考えています。
しかしすでにリハーサルや事前合宿などに影響が出始めています。
せっかくのオリンピックムードが寂しいものにならないのを願うばかりです。
数週間、もしくは数ヶ月、混乱は続くことになるでしょう。
その間、苦しい経営状況になる企業も多くなります。
しかしこれまでも人類は多くのピンチを乗り越えてきました。
今回もピンチをチャンスに変えるくらいの気持ちで、これまでのやり方を変えるきっかけが生まれるでしょう。
記事を読んで
「おもしろかった!」
「役にたった!」
と思っていただけたらクリックを!
下部のコメント欄も書き込んでいただければうれしいです。
↓ランキングをチェック!