投資初心者は何から始めるべきか→ネット証券を使ってインデックスファンド積立投資から始めてみましょう

興味はあるけどなかなか踏み出せない

質問をいただきました。

「以前から投資に興味があります。やってみようと思いながらもなかなか踏み出せないままです。自分で調べてみてもよくわからないので、そのまま時間が経ってしまいます。何から始めるべきでしょうか。」

ありがとうございます。

私の周りにもこのような人がたくさんいます。

老後2,000万円問題がニュースになって不安になった方も多いようです。

私がFPになったのは

「もっと日本人が金融知識を高めて、ごく普通に投資(資産形成)をするようになってもらいたい」

という思いからです。

さっそく私からの回答です

投資初心者の方が何から始めれば良いのか。

私からの回答はこのブログでも繰り返し伝えている

  • ノーロード(購入手数料無料)
  • インデックスファンド(低コスト投資信託)

これを毎月定額積立投資することです。

初めての資産形成に選びたいインデックス投信

年利5%くらいを目標に長期で運用します(最低でも10年以上)。

10年間の間に大きな下落相場もあるはずですが、売却したりせず積立もやめません。

例えば毎月5万円、10年間、5%リターンで運用できたとすると

最終積立金額は7,764,114円になります。

元本(積み立てた額)は6,000,000円(5万円×12ヶ月×10年)です。

複利で運用することで1,764,114円増えることになります。

そのまま20年継続すると20,551,683円になります。

あくまでもシミュレーションで将来の成果を確約するものではありません。

積立かんたんシミュレーション(楽天証券)

投資のプロではないので、時間を味方にして複利で資産を育てるのが良いです。

知らないと損する複利の力 72の法則

インデックスファンドと言ってもたくさん種類があります。

身近な株価指標の日経平均やTOPIXに連動する投資信託でもいいのですが、世界経済に投資してみてはどうでしょうか。

世界経済は長期的に見れば年間3〜4%程度成長しています。

出典:内閣府ホームページ (https://www5.cao.go.jp/j-j/sekai_chouryuu/sh18-01/s1_18_2_1.html)

世界で活躍する日本企業もたくさんありますけど、資産の全てが円資産であるより、外貨建ての資産を持っておくことでリスク分散になります。

具体的な商品は「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」にランクインしているものは参考にしてもらうと良いですね。

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019の結果が発表されました

 

では実際に投資信託をどこで購入するか?

特に理由がなければ証券会社や銀行の窓口での購入はお勧めしません。

資産形成は銀行に相談するな

銀行が嫌いなわけでも批判するわけでもないのですけど、、、

窓口にいる人は販売のプロであって投資のプロではありません。

もしプロであればすでに資産を築いて雇われて働く理由はほとんどないはずです。

雇われている以上は自分が良いと思ってお客さんに勧めたい商品よりも、会社が売りたい商品がノルマになっていて、心の中で「あまりお勧めできないな」と思っていても売らなければなりません

店舗の運営費や人件費がかかるので、購入手数料がかかるものも多いです。

インデックスファンドが売れてもあまり儲けにならないので、こちらが買おうとしても

「こちらの商品の方が人気ですよ」

なんていう営業トークになる可能性もあります。

ということで私はネット証券をお勧めします。

スマホがあれば口座開設も管理も簡単です。

こだわりがなければ、現時点ではSBI証券か楽天証券を選んでおけば間違いありません。

例えば楽天証券だと月々100円から積立投資することもできます。

100円から積立可能「投信積立」(楽天証券)

積立NISAやiDeCoという制度を利用すれば、資産形成の武器になります。

つみたてNISAで失敗しない商品の選び方

NISA特設ウェブサイト(金融庁)

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは(楽天証券)

お金の増やし方はシンプル

お金を増やす方法はシンプルです。

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 運用利回りをあげる

突き詰めていけばこの3つを組み合わせるだけです。

会社員がお金持ちになるには

 

  • 普通の人より頑張って収入を増やして
  • 普通の人より支出を減らして
  • できるだけお金を投資する

これだけでお金は増えます。

ほとんどの人ができない理由(言い訳)を先に持ってきてやらないんです。

大金持ちになるのは普通の会社員にはほぼ無理ですけど、小金持ちくらいには必ずなれます。

ここでいう小金持ちの定義はアッパーマス層(純金融資3,000万円以上5,000万円未満)を指します。

純金融資産とは保有する総金融資産から負債を差し引いたものです。

日本で80%の世帯が純金融資産3000万円未満のマス層です。

現在がマス層でも金融知識を正しく持って行動すれば、アッパーマス層になることは可能です。

サラリーマンが資産運用して富裕層になることは可能なのか

この時代に日本に生まれたということは恵まれています。

収入を得る方法はたくさんありますし、少ない費用で暮らすことも可能だからです。

投資もスマホがあれば家から出なくてもできます。

豊になるチャンスがあって方法も知っていて、それを選択しないのは自由です。

お金がなくても楽しく過ごすことも可能です。

でも私はお金を手に入れることで自由になれると考えています。

  • 好きなものを食べて
  • 好きなものを買って
  • 好きば場所に行って
  • 好きなことをする

などを時間の制約も受けずできるようになります。

嫌なことは無理にしなくていいですからストレスも減ります。

家族と過ごす時間も増やせます。

私はまだ道半ばなのでもう少し頑張ります。

今回質問をしてくれた方は漠然とした不安があってのことだと思います。

FPである私は今後の収入、支出のシミュレーション(ライフプラン)を作成することも可能です。

住宅ローンの返済、子供の教育費、老後生活費などイメージを掴むことで、どのくらい資産形成をしておいた方が良いかも見えてきます。

金融商品や保険を販売することが私の目的ではありません。

「相談してよかった」と言ってもらえるようなアドバイスをして、長いお付き合いができるお客様との出会いを楽しみにしています。

 

記事を読んで

「おもしろかった!」

「役にたった!」

と思っていただけたらクリックを!

下部のコメント欄も書き込んでいただければうれしいです。


ファイナンシャルプランニングランキング

↓ランキングをチェック!

にほんブログ村 経営ブログ ファイナンシャルプランナーへ
にほんブログ村

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です