地方でもタクシーのキャッシュレス化。PayPayが導入されDiDiも使える!
目次
田舎でもスマホでタクシー呼んで、キャッシュレスで支払いになっていた
久しぶりにタクシーに乗ると、PayPayもDiDiも導入していてちょっと驚きました。
前回は個人タクシーだったからか、PayPayはもちろん、クレカにも対応してなくて、仕方なく現金で払いました。
運転手さんに
「PayPayの利用者多いですか?」
と聞くと
「ふえてますね。キャッシュレスはお金の管理も楽になるし歓迎です。」
と言っていました。
「ただちょっと残念なのは、、、」
と、あーなるほどなーという話が聞けました。
その前に
呉市いっぺん来てみんさい(1度来てみてください)!
まず私が住んでいる広島県呉(くれ)市を少し紹介させてください。
かつて軍港として栄え、第二次世界大戦中は日本10大都市の一つでした。
横須賀、舞鶴、呉、佐世保の旧軍港四市の1つで日本遺産に認定されました。
現在は海上自衛隊呉地方総監部庁舎がおかれ、日曜日には艦艇も一般公開されます。
戦艦大和を建造した街、肉じゃが発祥の街です。
瀬戸内海の島々に面して周りは山に囲まれた自然豊かな地域です。
映画、テレビドラマ、アニメなどでも呉が舞台になったものがたくさんあります。
「仁義なき戦い」は呉市が舞台で、年配の方はいまだに「広島=ヤクザ」「広島弁=怖い」という人も多いです、、、
人気テレビドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」で、米倉涼子さんが演じる主人公の大門未知子は広島県呉市出身という設定らしいです。
人口約23万人、広島県内では広島市、福山市に次ぐ3位です。
しかし人口減少と高齢化が急速に進み、人口15万人以上の都市で高齢化率1位となっています。
私にとって呉市は母の故郷で、子供の頃はばあちゃんちによく遊びに行っていました。
呉市に住み始めたのは10年ほど前です。
かつては賑わっていた呉の商店街はシャッターが降りてる店も多く、多くの人は車で30分で行ける広島市に行ってしまいます。
このまま衰退していく街なのかと思っていました。
ところが、最近は様々なプロジェクトが立ち上がり、注目を集める街に変わりつつあります!
空き家、空き店舗を活用して若い世代の活躍を支援したり、SNSを使った情報発信も力を入れています。
2020年4月には呉市初のコワーキングスペースができます。
若い企業家やフリーで働く人が集まってお互いに刺激を受けるような、活気のある場所になる予感です。
全国から面白いビジネスをやってみようという人が集まると楽しくなりそうです。
街の中に本物の巨大な潜水艦があったりします。
大和ミュージアムすぐ近くです。
呉市イメージキャラクターの「呉氏」です。
ぜひ一度遊びに来てクレ!
キャッシュレス化のメリット
さて、タクシー乗車でキャッシュレスの話に戻ります。
運転手さんとしては、キャッシュレスだとお金の集計やお釣りの準備がなくなりますし、多額の現金を持ち歩かなくてよければ防犯上のメリットもあります。
配車アプリもお客さんから直接タクシーに依頼が来るので、乗車場所、降車場所も把握できて良いと言っていました。
利用者も増えてきているそうです。
お年寄りはスマホを持っていなかったり、現金を使った方が安心という人が多いようです。
運転手さん曰く
「もっと簡単なスマホで、ボタンを押せば自宅にタクシーが来てくれる、みたいになれば使う人が増えそうだね」
確かにスマホを持ったとしてもアプリの操作に自信がないと使ってもらえませんね。
運転手さんは
「私がこの仕事をしている間に、完全なキャッシュレスまでにはならないかもしれませんね」
と言っていました。
確かに80代90代の方にキャッシュレス対応を求めるのは難しいですかね。
でも今は60代70代の人でもスマホを使いますから、ほんと10年もすれば一気にキャッシュレス化が進む予感がしますね。
キャッシュレス化のデメリット?
運転手さんはキャッシュレス歓迎と話をしていたんですけど
「ただ、ちょっと残念なのは、、、」
と少し苦笑いをしながら
「お釣りは要らないよ、というお客さんが減ってしまったことですね」
あーなるほど。
私もタクシーに乗って、運転手さんと会話をしながら快適に目的地に連れて行ってもらったら
「お釣りはいいですよ」
とチップを渡す感覚でそう言っていました。
ミドルシニアお仕事ナビを運営する株式会社大成広告社が、40〜60代のタクシー運転手90名を対象に行った「タクシー運転手の働きがい」に関する調査があります。
キャッシュレス決済についてどう思うかを尋ねた質問では

出典:ミドルシニアお仕事ナビ「タクシー運転手の働きがい」に関する調査
運転手さんのいう通りの結果が出ています。
ラクになったけど、お釣りは要らないよがなくなって寂しいんですね。
東南アジアに行った時は「Grab」、アメリカでは「Uber」を使いますけど、これらにはどちらも降車後にチップを入力することができます。
日本でもアプリ操作で運転手さんに感謝の気持ちを伝える機能を取り入れて欲しいですね。
そういうものがあると運転手さんは
「良いサービスを心がけていてよかった」
と仕事を頑張るモチベーションになりますし、利用者である私たちにとっても
「良いサービスを提供してくれる運転手が増える」
という好循環になります。
あなたにも経験がありませんか?
イライラしてるのか機嫌が悪いのか、乗って不愉快だったタクシー運転手にあたったこと。
もちろん料金は支払いますけど、こっちまで嫌な気分になりますよね。
貴重なチップ収入が減りつつある運転手さんですけど
「お釣りはいいよ、でどれだけのお金が貯まると思います?」
と聞かれた私は、んーーーーと考えて
「年間3万円くらいとかですか?」
というと
「いやいや、もっとですよ」
へー、やはり大事な収入源なんですね。
「私は6年間で100万円貯まりました。職場には5年で100万円という人がいますよ」
おおぉー、年間16〜20万円ってすごいですね!
「私はそれを全て使いました。奥さんと温泉旅行に行って、冷蔵庫やエアコンを買い替え、○○さんにプレゼントを買って、、、パーッと使って気持ちよかったですよ」
いやー素晴らしいですね!
お客様からいただいたお金を貯め込むんじゃなくて、有効に使って再び世の中に還元する。
ちゃんとお金が巡ってます。
感謝の連鎖です。
人に喜んでもらって集まったお金でまた人を喜ばせる。
こういうタイプの人には使ってもまたお金が入ってきます。
お金がちゃんと循環します。
日本人はお金を循環させることを忘れてしまっている人がたくさんいます。
お金が循環しないから不景気なんです。
みんなが使えば景気が良くなります。
でも将来が不安で使わず貯めてしまいます。
私はある程度の額を貯蓄して、残りは世界中に投資してます。
世界中にお金を循環させてます。
お金を貯めることが目的になってしまっているなら、この感覚が大切だというのをよく覚えておいてください。
まとめ
田舎でさえもタクシーがキャッシュレス で配車アプリも使えることに驚いた1日でした。
キャッシュレスのメリットデメリットは当然あります。
慣れてしまえばメリットが上回ってくるので、キャッシュレス化は一気に加速するでしょう。
例えキャッシュレス化しても感謝を伝える手段に変わりありません。
たくさんの感謝を集められる人の元にお金という記号が集まります。
「0」がどんどん増えていきます。
それを使って他の人を喜ばせると、またあなたの元にお金がやってきます。
お金は経済の血液、使わないと意味がない、お金を巡らせましょう。
今日はたまたまタクシーに乗って面白い話が聞けました。
快適に素早く移動できました。
PayPayで支払いをしたあと
「ほんの気持ちですけど」
と100円玉をおいて運転手さんに感謝を伝えて降りました。
「たった100円?」
と言わないでくださいね(笑)
気持ちが大切ですから!
記事を読んで
「おもしろかった!」
「役にたった!」
と思っていただけたらクリックを!
下部のコメント欄も書き込んでいただければうれしいです。
↓ランキングをチェック!