食べるために働かなくて良くなったら何をしますか?

仕事=食べるため?

あなたにとって仕事って何ですか?

「そりゃ食べるために働いてるに決まってる」

ですか?

食べるために働かなくても良くなったら何をしますか?

「んー仕事しなくていいなら遊んで暮らすかなぁ、、、」

という感じでしょうか。

もし仕事をしなくても食べていける、生きていけるなら「好きなことをする」を大切にすべきです。

でも今後は人間がやらなくてもいい仕事がどんどん増えてきます。

AIの技術が発達して機械やロボットがやってくれる時代です。

家庭でも洗濯乾燥機、ロボット掃除機、食器洗浄機を使っている人が増えているように、家事の時間もどんどん短縮されています。

あなたの仕事がAIに取って代わられたらどうしますか?

例えば運転手という仕事がなくなる日もそう遠くないかもしれません。

自動運転技術が進歩すると人間が運転しなくても良くなります。

仕事がなくなる=収入がなくなるという心配をしてしまいますけど「働かなくても最低限の生活ができ、食べてはいける」という状況になるかもしれません。

もしこのように想像すると「食べるために働き続けるよりも」「好きなこと、得意なことで働く」という考え方に変えておいた方が良いかもしれません。

好きなこと熱中できることを仕事にすると、長時間取り組んでも苦になりません。

過労死って概念がなくなります。

私の友人が車屋を経営しているんですけど

「好きなことじゃなければ今頃過労死してるわ」

と笑いながら言っていました。

もちろんいろんな苦労をしているけど、好きなことだから、人が喜んでくれるからできるって素晴らしいじゃないですか。

好きなこと得意なことに徹底的にこだわると、誰かの役に立つ「仕事」になることもあります。

誰かに教えたり、情報発信して収入が得られます。

この前、何で見たのか忘れたんですけど

好きなこと、得意なことだけど、誰の役にも立たないものは「趣味」

誰かの役に立つと「仕事」になる

と言った内容を読みました。

あなたの趣味がいつ、どのような時に人に役立つかわかりません。

でもそれを磨き続けることは「好きなこと」なので苦痛じゃないはずです。

なので好きなことを大切にすべきだと思うのです。

もしあなたに「好きなこと」がないのであれば、今までやったことがないことをやってみたり、行ったことがないところに行ってみたり、新しいことにチャレンジしてみてください。

人は必ず何か他人より優れた才能を持っています。

それに出会うために、諦めずに探し続けてみてください。

黒字リストラと人材の流動化

今日のニュース記事でこんな物を見つけました。
「黒字リストラ」拡大 昨年9100人、デジタル化に先手
記事によると

2019年に早期・希望退職を実施した上場企業35社のうち、最終損益が黒字だった企業が約6割を占めた

ということです。

これまで「リストラ」というと、業績立て直しのために人件費削減のを目的として行なっているイメージがありました。

記事を読んでいると企業はベテラン社員と若手社員の入れ替えを行なっている企業が多いようです。

おそらく50代のベテラン社員を多く抱えていたりして、20代の若手社員がうまく確保できていない企業が危機感を持っているということです。

年功序列型の賃金体系を持っていると、企業にとっては中高年の給与負担が大きくなります。

ベテラン社員の人件費が高コストであり、新しい技術や専門性に対応していく若手がいないという状況です。

「1つの会社に勤め続ける」という考え方がだんだんとなくなってきて、人材の流動化が起こっているように思います。

このような状況を見ていても、あなたが今の仕事が「好きなこと」「得意なこと」でないのであれば、思い切って新しい仕事を探してみるのも幸せになる方法の一つかもしれません。

ベーシックインカムの導入で「食べるために働く」がなくなる?

ベーシックインカムって聞いたことありますか?

ベーシックインカム(basic income)とは、最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策。基礎所得保障基本所得保障最低生活保障国民配当とも、また頭文字をとってBI、UBIともいう。世界中で限定的なパイロットプログラムも始まっている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ベーシックインカム制度の導入が検討されるようになったのは

  • 貧困や経済格差が拡大している
  • AI(人工知能)の普及により人間の仕事がどんどん奪われてゆく可能性がある

という理由があるようです。

実は世界各地でベーシックインカムの導入が議論され、導入した事例もあります。

例)フィンランド、カナダ、スイスなど

ZOZO創業者の前澤友作さんが100万円を1000人に配る、総額10億円の「お年玉」企画、一般人には驚きの内容で話題になりましたね。

あれって前澤さん曰く「ベーシックインカムの社会実験」ということです。

これだけの額の社会実験を行なってしまうことに驚きです。

ただベーシックインカムって「今後ずっと生活最低限の収入をもらえる安心感」というのがあるので、100万円をもらうというのは臨時収入という感覚でしかないように思うのですがどうでしょうか。

最低限の収入があれば転職したり、起業したりする人が増えそうなイメージですけど、100万円の臨時収入では大きな行動の変化はないように思います。

ベーシックインカムについていろいろと調べてみたんですけど、賛否両論、問題点もたくさんあって、ここで解説するには私はまだまだ勉強不足です。

また別の機会に私の考え方を記事にする機会が作れたらと思います。

まとめ

食べるために働かなくても良かったらどうしますか、というテーマで書いてきました。

もし今の仕事が「好きなこと」「得意なこと」でないのであれば、そのまま仕事を続けることの意味を考えてみた方がいいかもしれません。

もし「好きなこと」「得意なこと」がないのであれば、今までやったことがないことをやってみたり、行ったことがないところに行ってみたり、新しいことにチャレンジしてもらいたいです。

「仕事をしないと食っていけない」なんて言われますけど、今の日本の世の中で食べ物が食べられないほどになることはまずあり得ません。

「でも実際餓死したっていうニュースもあるし、、、」

それは何らかの理由で社会保障を受ける手続きをしなかったのか、方法を知らなかったからです。

憲法25条1項には

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」

と書かれています。

なので仕事辞めたくらいで死にません。

もし仕事を辞めたいけど食べていけるか心配しているのなら、最低限の生活はできるので大丈夫です。

運悪くブラック企業で長時間残業で休息も取れず、思考もできない状態になってしまうくらいなら、辞めてしまって心の健康を取り戻さなければなりません。

それが簡単ではないから苦しんでいると思います。

私の前職はブラック企業でも何でもありませんでしたけど、仕事を辞めたことでじっくり考える時間をたくさん手に入れました。

現状で収入は以前より減っていますけど、現時点では仕事を辞めて新しいことにチャレンジして本当に良かったと思います。

仮にうまくいかなかったとしても、挑戦せずに後悔したくなかったので。

これから多くの人が「仕事」が「食べるため」ではなく「好きなこと」「得意なこと」となって欲しいと思います。

 

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