芸術家はお金持ちなのか?それとも、、、

芸術家はお金持ち?

音楽家、画家、陶芸家、作家などの芸術家ってお金持ちのイメージですか?

それとも貧乏なイメージですか。

どちらも正解なのかなと思います。

稼いでいる人はサラリーマンの比じゃないくらい稼いでいますし、稼げてない人はアルバイトなどしながら生活している人もいます。

そうは言っても稼げている人が偉いわけでもないですし、大好きなことに全てを注ぎ込んで人生を楽しんでいるのなら収入は少なくてもその人はきっと幸せです。

ゴッホは貧乏でピカソはお金持ちだったけど、どちらがすごいとか偉いとかありませんよね。

芸術家って独自の世界観を表現をしている天才、いや変人とも言えます。

普通の人にはとても理解できない考え方を持っていたり、表現を思いつくのですから。

音楽を習う子供の家庭はそもそも裕福?

私の周りには音楽家が多いんですけど、そもそも家がある程度裕福でなければ音楽教育を受けることができないのではないかと思います。

子供がピアノを習おうと思うと、ピアノとそれを弾ける環境が必要です。

本格的にやるのであれば電子ピアノではなくアコースティックピアノであるべきですし、ある程度のレベルになればグランドピアノが必要になってきます。

グランドピアノっていくらくらいすると思いますか?

小さなものでも最低100万円はします。

有名なスタインウェイのコンサート用になると2,000万円とかします、、、

音楽を習うこと自体がお金がかかりがちなのでちょっとしたステータスにもなっているように思います。

高価ですけど価値はあるともいます。

ちょっと話がそれますけど

  • 電子ピアノとグランドピアノ
  • アップルウォッチとロレックス
  • プリウスとフェラーリ

前者は入手価格が手頃でも年数が経つとほぼ無価値に近づいていきます。

後者は維持費はかかりますけど無価値にはなりません。

物によっては買った時より高く売れることも多々あります。

高ければいいというわけじゃありませんけど、物の価値を見抜く力は身につけておきたいですね。

芸術家として収入を得る

子供の頃にピアノを習って、大人になって演奏家や作曲家になる人はほんのわずかです。

ピアノを習う子供たち全てが音楽家を目指しているわけではありませんけど、音楽家を目指したとしてもなかなか収入につながりにくいのが現状なのでしょう。

ちなみに私は学生の頃バンド活動していて、一時期は本気で音楽で食べていきたいと思っていました。

その割には積極的な行動も取っていなかったので、何も結果を残せず音楽は趣味になりました(汗)

なので音楽を教えて収入を得る音楽家の方が圧倒的に多くなります。

偏見かもしれませんけど、ピアノの先生って家がお金持ちとか旦那さんが高所得という人が多い気がします。

ピアノ教室で得られる利益ってそんなに多くないと思います。

なぜならマンツーマンで指導しているのなら、1人が教えられる生徒の人数は上限があるからです。

仮に生徒が40人いて月謝が5,000円だとしたら月の売上は20万円です。

ここから運営コスト(ピアノ減価償却費、光熱費、ピアノ調律費、店舗ならテナント料)などがかかります。

高級住宅街で教えているならまだしも、子供の習い事で高額の月謝を設定するのもなかなか難しいのではないでしょうか。

そうは言ってもボランティアではないですし、教えている時間だけが仕事ではありません。

指導者として勉強もしなければならないですし、経営者としてお金の管理もしなければなりません。

コンクールでの入賞を目指している生徒を預かっていれば、結果を出さなければというプレッシャーとも戦わないといけません。

こうしてみると芸術家や指導者として収入を得るのは簡単ではないなと思います。

芸術はお金儲けの手段ではない

芸術家はお金儲けを追求していないように思います。

正確には大好きなことに熱中して取り組んでいたら、作品が評価されてお金持ちになった、と言う順番だと思うんです。

もちろん中には

「大金を手に入れてチヤホヤされて女にモテたい!」

と言ってスターになったロックミュージシャンもいると思います(笑)

あなたには寝食忘れて物事に取り組めるものがありますか?

大好きなことだから本人にとっては「頑張っている」と言う感覚さえもありません。

一流のスポーツ選手はその競技が大好きでもっと上手くなりたいと言う思いで練習しています。

大好きで得意なものがあるのならとことん追求する人生もありだと思います。

今の時代はインターネットで世界中に自分の作品を発信することができますからね。

地球の裏側の人に作品を買ってもらうことだってできます。

クラウドファウンディングで資金を集めることもできます。

イチローさんは

夢は近づくと目標に変わる

「しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない

と言っています。

生活コストを圧縮して大好きなことに熱中してもいいじゃないですか。

自分の人生を自分らしく生きることが一番後悔しないはずです。

お金を理由に諦めてしまうのはあまりにももったいないことです。

 

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