日本人は海外に行け!この国を出よ!
世界最強のパスポートなのに、、、
タイトルだけを見ると「日本を捨てろ」と捉える人がいるかもしれません。
そうではなくて一度日本を飛び出して世界を見て、世界から日本を見るべきだと言いたいんです。
まずはこの記事をご覧ください。
世界最強なのに所持率は4人に1人。日本人がパスポートを持たない理由
日本のパスポートは世界最強と言われています。
パスポートを所持していればビザ無しで行ける国が世界で最も多いんです。
それなのにパスポート保有率は約23.5%と先進国最低水準です。
パスポートを持っていないということは
- 海外に行く予定がない
- 海外に行く意思がない
ということになります。
記事で分析された理由は6つです。
日本人にとって外国に行くことは
- 言葉の壁
- 安全面の不安
- 海外が遠い
- 飛行機代が高い
- 長期休暇がとりにくい
- 日本国内に観光資源が多い
これらの理由で海外に行かないのではないでしょうか。
- 英語に自信がないし
- 治安が良くないって聞くし
- 飛行機で少なくとも5時間とかかかるし
- 家族4人で行けば100万円とかかかるし
- 仕事休めないし
- とりあえず国内旅行でいいかな
なんていう理由で行かない人が多いのかなと思います。
外国に行ったことがありますか?
私は「海外の文化が素晴らしい」とか「日本がダメだ」とか言いたいわけではありません。
むしろ戦後日本人の多くが白人コンプレックス(欧米白人の容姿やライフスタイル等に対する憧れと、容姿に対する劣等感)を持っているのは、未だに洗脳が解けていないからだと思っています。
ただ日本から出たことがないと常識だと思っていることが世界から見ると特殊なことが多々ある、ということです。
それくらいは身をもって知っておいた方がいいと思うんです。
仕事でも旅行でもなんでもいいです。
もし一度も外国に行ったことがないならぜひどこでもいいので行ってみるべきです。
私はすでに40代ですけど、できれば30代までに海外に出て刺激を受けて欲しいと思います。
「経済的に余裕ができたら」なんて言ってたらあっという間に50代、60代になってしまいます。
その頃には体力も落ちてきてアクティブに行動できないかもしれません。
アジアならヨーロッパなどに比べれば遥かに安くて近いです。
特に東南アジアの都市は凄まじい勢いで発展しているので、ぜひその目で見てもらいたいです。
若い頃に外国に行く方がいろんな固定観念が覆されるはずです。
これまで外国に行ったことがなければ少し勇気がいることかもしれません。
日本は海に囲まれた島国です。
確かにヨーロッパのように車で数時間走るだけで国境を越えられるような気軽さはありません。
今は日本を出なくてもインターネットで自宅にいながら世界中の情報が手に入ります。
でも実際に海外で過ごして日本と違う文化や価値観を体験するのとでは全く違います。
一歩踏み出して新しい経験をすることがあなたにとって何か発見することが必ずあります。
冒頭でも言いましたけど「日本を捨てろ」というわけじゃありません。
世界に出て日本の良いところも悪いところも再認識して欲しいんです。
海外から日本に帰ってくると「安価で美味しい食事がいくらでもある」と思います。
過去の記事でも触れていますけど、途上国をのぞいて1,000円以内でおいしいランチを見つけるのは難しかったりします。
あとは街が清潔だったり店員さんが愛想悪いなんてことは滅多にありません。
オススメは東南アジア
東南アジアの街は活気に溢れています。
若者たちは「自分たちの暮らしはこれからもっと良くなる」と信じて疑っていません。
実際に経済は右肩上がりです。
もっと良いものを食べて良い家に住んで高級車に乗りたい、そんなエネルギーを感じます。
一方の日本はどうでしょうか。
気がつけば軽自動車の割合が4割になっています。
普通車を維持するコストが高くて軽自動車を選択している人が増えているのではないかということです。
日本は実質賃金が減り続けて、一方で税金や社会保障費の支出が増えています。
つまり自由に使えるお金が減っています。
そうなると外食を減らし、旅行も減らし、車にコストをかけたくない人が増えています。
東南アジアと比較すれば明らかに日本は「元気がない」んです。
その昔日本は遣隋使・遣唐使と呼ばれる人たちが命をかけて海を渡り大陸へ学びに行きました。
幕末から明治時代半ばにかけては多くの日本人の若者が海を渡り欧米に勉強に行きました。
近年はどうでしょうか。
日本からアメリカに向かう留学生は年々減っています。
インドや中国や韓国からたくさんの留学生が来ているそうです。
昔は多くの人が日本に学びに来ていました。
でも今の時代は日本人が世界に学びに出なければならないはずです。
なぜなら日本経済が停滞してしまっているからです。
シンガポールはもちろんマレーシアやタイやインドネシアは新しいテクノロジーをどんどん取り入れています。
日本はいちいち規制が絡んでなかなか取り入れられないものも次々テストしています。
クアラルンプール、バンコク、ジャカルタなどは日本の地方都市なんかより断然都会です。
東南アジアであればまだまだ物価が安い地域があります。
でも海外によく行く人は気付いていると思いますけど日本はすでに「安い国」になっています。
記事の中で
日本経済新聞が、ディズニーランドの入場料金(カリフォルニア1万3934円に対し、日本は7500円)とかダイソーの商品価格(タイ214円に対し、日本は100円)とか、日本の価格の安さを報じていたよね。
とあります。安いからって喜んでる場合じゃないですよ。「人件費が安い=物価も安い」ってことですから。
軽自動車とか発泡酒とか、日本独自の安くて質がそこそこな商品を一生懸命作っている。でも、日本独自のマーケットのものは海外には売れないので、どう考えても技術力のムダ使いになる。
これなんて日本独特の規制による結果ですよね。
ビールの方が美味しいのに税金が安くて売れる発泡酒の方を一生懸命コストをかけて開発するって、、、残念でなりません。
国民が安いものを喜んで買うとこういうことになります。
高くても良いものを買えば本当に良い商品の開発にお金がかけられるはずです。
「安いから買う」ではなく「良いものを適正価格で買う」を身につけなければなりません。
本来の日本人は良いものを修理して長く大切に使っていました。私は安物買いの銭失いになりたくありません。
億万長者は価値を見抜く力が優れていて、決して浪費家ではありません。
目覚めよ日本
次の言葉は私が初めて見た時からずっと心に残っているものです。
「進歩のない者は決して勝たない 負けて目覚める事が最上の道だ 日本は進歩という事を軽んじ過ぎた 私的な潔癖や徳義に拘って、本当の進歩を忘れてきた 敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか 今目覚めずしていつ救われるか 俺達はその先導になるのだ。 日本の新生に先駆けて散る。まさに本望じゃあないか」
これは第二次世界大戦の中、戦艦大和が特攻作戦の出撃前夜のものとされています。
私は応援しているスポーツのチームが負けた時に「負けて目覚めろ」と心の中で思います。
敗れた時こそ目覚めるチャンスだと思うんです。
日本経済を勝ち負けで考えるわけではありませんけど、30年前から考えれば明らかに衰退を続けています。
ここで目覚めなくていつ救われるんでしょうか。
私は日本に生まれて日本で育ってきました。
海と山に囲まれて自然が豊かで四季があり、食べ物も美味しくて歴史と文化のあるこの日本が衰退して行くのが悔しいです。
スポーツの分野で日本は世界最高レベルのパフォーマンスを発揮している人が増えています。
彼らはきっと世界を見て、固定観念を捨てて我慢強くトレーニングを続けた成果だと思います。
あらゆる分野で日本を飛び出して世界を知ってトップレベルを目指す。若い世代にそんな人がもっと増えてくれれば日本は再び輝きを取り戻せるはずです。
この国を出よ、そして日本に戻れ!
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