投資信託とETF、あなたはどちらを選びますか?
私が書いているブログでは
「投資初心者はまずは投資信託を毎月定額積立からはじめましょう」
と繰り返し伝えています。
その理由は
- まず金融商品の値動きを体験する(慣れる)こと
- 少額からでも始められる(月5,000円からでもいい)
- 世界情勢や為替に興味を持つこと(ニュースと値動きの関係をみる)
などが大切だと考えているからです。
投資に興味を持って少し勉強を始めた方なら
「REITやETFなどはどうなんだろう?」
と思っているかもしれません。
今回はETFについて説明していきます。
ETFとは
ETFはExchange Traded Fundsの略です。
日経平均やTOPIXなどの指数に連動すことろを目指して運用される上場投資信託です。
そうです、ETFも投資信託の一種と言えるんです。
日本のみならず海外資産に投資をするETFもあります。
手数料の違い
ETFの購入には手数料がかかります。
一方の投資信託はノーロード(購入手数料無料)の商品があります。
私が保有している投資信託は全てノーロードです。
ETFは投資信託に比べると、かなり信託報酬が安いという特徴がありました。
それがメリットの一つだったんですけど、ここ数年は投資信託が信託報酬の激しい引き下げ競争になっています。
ノーロード(購入手数料無料)、低信託報酬のインデックスファンド、少額から積立購入可能となるとETFを購入するメリットが随分少ないように感じます。
配当金(分配金)
ETFは配当金(分配金)が出ます。
投資信託にも分配金が出ることを売りにしている商品もあります。
でも私は資産形成を目的としている人にとって分配金を出す投資信託はダメな商品と言い切っています。
資産を大きく育てていくには雪だるまをどんどん大きくするイメージです。
大きくなりかけた雪玉の一部を崩してしまっては大きくするスピードが落ちます。
それに分配金を受け取ると20.315%の税金がかかります。
100万円の分配金に対して約20万円納税しなければなりません。
ちなみに
「特別分配金には課税されません」
という言葉には騙されてはいけません。
特別分配金というのはあなたが出資した資金の一部を取り崩して自分で受け取っているだけです。
利益でもなんでもありません。
資産形成の段階であれば分配金を受け取らず再投資すべきなのです。
とにかく雪玉を大きくすることに集中するわけです。
複利効果を最大化するのが最善です。
ETFは配当金を自動的に再投資できない点がデメリットの一つです。
まとめ
投資初心者がこれから資産形成をするという前提であればETFよりも投資信託の積立をオススメします。
もちろん購入する投資信託は
- ノーロード(購入手数料無料)
- 低信託報酬(インデックスファンド)
- 分配金を出さない(再投資するもの)
購入手数料が0円なら毎月少額で購入(積立)しても余計な費用がかかりません。
小さな雪玉をできるだけ削り取られないように大きくしていきましょう。
投資に慣れてきたらETFを買ってみたり、アクティブファンドを買ってみるのも良いです。
私もETFを購入してずっと保有しています。
毎年、配当金のお知らせ封筒が届きますけど素直に嬉しいものです(笑)
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