初めての資産形成　投資って怖いもの？

資産形成を始めてみようかな？
でもいったい何から始めたらいいのかわからない。
とりあえず本でも買ってみるか。
と、本屋に行くと「FXで億万長者！」とか「不動産オーナーで不労所得」などのようなタイトルに目を奪われるかもしれません。

FXや不動産投資を批判しているわけじゃありません。
素人のあなたがこれから始めてプロに勝つことができますか？

あなたは昼間は仕事をしているはずです。
例えば株価や為替はちょっとした休憩時間くらいしかチェックできないでしょう。
プロは一日中画面に向かってチェックしているんですよ。
画面がいっぱい並んでチャートをパソコンで売買している映像を見たことあると思います。
彼らはトレーダーです。
短期で売買することは勝つ人と負ける人がいるということです。
プロでさえ勝ち続けることが難しいのに、あなたがプロを相手に勝つのは困難です。

為替相場や日経平均の予想を経済評論家でも外してしまいます。
仮に株の売買であなたが儲かったとしても勝ち続けることができるでしょうか。
リーマンショック級の大暴落を予測できますか？

こんな話をすると
「やっぱり投資は怖いもの」
と思うかもしれません。

あなたの投資に対するイメージが

投資＝ギャンブル
お金持ちや頭のいい人がやっている
まとまったお金がないとできない
難しそう
騙されそう
損しそうで怖い

になっていませんか？
これらのイメージは投機（トレード）です。

ここで投機と投資の違いを確認しておきます。

投機

トレード
短期売買
安く買って高く売る
勝つ人がいて負ける人がいる（ゼロサム）
ギャンブルのようなもの
上手くいくと短期で大きな儲けが得られる

投資

インベストメント
お金を投じて社会活動の支援をする
世の中をより良くする
素晴らしい企業の成長を応援する
未来を信じる力
成長するためにはどうしても時間が必要

これから資産形成を始めようと考えているあなたには投資をしてください。

なぜなら

長期で世界経済に投資する
買うタイミングを悩まなくていい
難しい専門的な分析は不要
少額から始めることができる
10年以上の保有で複利効果が実感できる
インフレに備えることができる

ただし投資は自己責任です。
必ず儲かるといった保証はありません。
価格変動リスクがあることを理解した上で余裕資金の範囲で始めましょう。

未経験のものに対する恐怖心は誰でもあります。
まずは少額で試しにやってみる。
勇気を出して一歩踏み出してみてください。
どうすればいいかわからなくなった時は相談してください。

10年以上資産形成をして、継続してきてよかったなと実感しています。
世界情勢が不安定になると資産価額がグッと下がることもあります。
そんな時も恐れることなく構えていられるのも私が実践している資産形成方法です。

この先、私が生きている間にも大きな経済不況が何度か訪れるはずです。
その時も決して投資信託を売却することなく、毎月の積立購入を続けます。
これが一番大切なポイントです。
普通は連日ニュースで暴落が伝えられる中、買い注文を出せる人はそうそういません。
でも毎月自動積立ならあなたが買い付けを停止しない限り続けられます。

大暴落が訪れるとこの10年間投資している人の大半が辞めてしまいます。
そんな時ことがチャンスなんです。
世界経済の成長を信じることができるなら続けることができるはずです。

日本だけに目を向けると少子高齢化と人口減少で経済成長がイメージできないかもしれません。
でも世界に目を向けてみてください。
アジアの国々はもっと成長したい、とギラギラしていて活気があります。
日本の８０年代のようです。

そしてアフリカ。
貧しいイメージがあるアフリカの人々がスマートフォンを持っているのを見たことがないですか？
これから急速に経済が発展するはずです。

そんな成長意欲盛んな国々に先進国企業は成長のサポートとして様々な経済活動を行うはずです。
日本国内に未来はない、と思っていても海外事業で素晴らしい業績を出している世界を代表する日本企業がたくさんあります。

そんな世界経済の成長、より便利で、よりよい社会のために頑張っている企業を応援したいと思いませんか？
その応援した結果、成長した企業からお礼として受け取ることができるのが投資のリターンです。

ですから投資というのは世の中に貢献している！と自信を持って取り組んでもらいたいです。
世の中をより良くするためにお金を投じて、成長の果実としてリターンを得る。
素晴らしいことだと思いませんか。

投資をやっていると「ラクして儲けてる」とか「悪いことをやっているに違いない」など変な誤解を受けることもあるかもしれません。

投資は明るい未来のため。
そう信じて資産形成の世界に飛び込んでみてください。

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