コップの水を飲むあなたはお金持ちになれない
映画『マルサの女』をみたことがありますか?
実は私みたことがありません、、、
でもお金に関することを勉強していると、映画の中で
「お金持ちになる方法を的確に表現した有名なシーンがある」
と知りました。
「あんた、今、ポタポタ落ちてくる水の下にコップ置いて、水、貯めてるとするわね。あんた、喉が渇いたからってまだ半分しかたまってないのに飲んじゃうだろ? これ最低だね。なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃダメだよ。いっぱいになって、溢れて、たれてくるやつ……。これを舐めて我慢するの。そうすりゃコップいっぱいの水は……」
今となってはすごく納得できるセリフです。
でも初めて聞いたときは正直
「いくらお金持ちがケチだって言ってもなんだかなぁ」
と思いました。
女の人とか
「いやだー」
とか言いそうですよね。
でも本当にこのシーンはお金持ちの考え方をよく表しています。
例えばコップになみなみ溜まった水を1億円とします。
半分の5,000万円で飲んじゃダメ。
これはちょっと収入が増えてお金持ちになった気がしてリッチな暮らしをしちゃうタイプ。
資産家と呼ばれる人たちって堅実な暮らしをしている人が多いように思います。
1億円が利回り5%で運用できたとすると1年で500万円生み出します。
これが
「溢れて、たれてくるやつ」
なのです。
つまりこの溢れてたれてくる 500万円を舐めてもコップいっぱいの1億円は減りません。
来年も 500万円溢れてきます。
コップいっぱいの水を5つ(5億円)作れば年間2,500万円は使っても
来年また2,500万円生み出すのです。
お金持ちはお金を生み出すもの(資産)は喜んで買います。
資産なんてまだ全くない、という若い世代の方はまずは支出を抑えて貯蓄をすること。
すぐに必要としない資金を投資信託の積立などを始めます。
残念ながら日本には買ってはいけない投資信託が90%以上です。
資産形成初心者はノーロード(購入手数料無料)、低信託報酬、インデックスの商品から始めることをオススメします。
私も20代後半〜30代半ばまではかなり倹約しました。
車を持たず会社の寮に暮らして資産形成に励みました。
そのおかげで平均的な30代サラリーマンよりも資産ができたので
気持ちに余裕ができました。
あとはコップの水を飲まないように、
さらにコップの数を増やしていく努力をしている段階です。
収穫した米を全部食べてしまわずに一部を翌年蒔いて収穫する。
長期投資って本当に地味だけどゆっくり確実に成長することを実感できるはずです。
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